• "管渠建設費"(/)
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  1. 狭山市議会 2020-03-03
    令和 2年  3月 建設環境委員会(第1回)-03月03日-01号


    取得元: 狭山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    令和 2年  3月 建設環境委員会(第1回)-03月03日-01号令和 2年  3月 建設環境委員会(第1回)               建設環境委員会記録(第1日) ◇開催日時  令和2年3月3日(火曜日) ◇開催場所  第3委員会室 ◇付議事件  議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算               歳入 (15)使用料及び手数料 (17)県支出金(22)諸収入               歳出 (4)衛生費        議案第 9号 狭山市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例        議案第10号 狭山市市営住宅条例の一部を改正する条例        議案第12号 令和元年度狭山市一般会計補正予算(第8号)               歳出 (8)土木費        議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算(※続き)               歳入 (15)使用料及び手数料 (16)国庫支出金 (17)県支出金                  (22)諸収入               歳出 (8)土木費        議案第11号 狭山市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正               する条例        議案第20号 令和2年度狭山市水道事業会計予算
           議案第21号 令和2年度狭山市下水道事業会計予算 午前 9時30分開会・開議 ◇出席委員 7名  千 葉 良 秋  委員長      福 田   正  副委員長  高橋ブラクソン久美子 委員       土 方 隆 司  委員  猪 股 嘉 直  委員       大 島 政 教  委員  加賀谷   勉  委員 ◇欠席委員 な し ◇説明のための出席者  環境経済部長、都市建設部長、上下水道部長、関係部次長、関係課長 ◇委員会に出席した事務局職員  佐 藤 宏 毅  事務局主査 午前 9時30分開会・開議 △議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算 △歳 入 △15款使用料及び手数料 17款県支出金 22款諸収入 △歳 出 △4款衛生費 △議案説明 ◎環境経済部次長 それでは、議案第16号 令和2年度一般会計予算に関し、環境経済部所管に関わる主な歳入についてご説明いたします。  予算に関する説明書の38ページ、39ページをお願いいたします。15款使用料及び手数料、1項1目総務使用料、1番行政財産使用料のうち、上から8番目奥富環境センター行政財産使用料は、飲料用自動販売機の設置に係るものであり、その下の浄化センター行政財産使用料は、私立学校の案内看板設置に伴う行政財産使用料であります。  42ページ、43ページをお願いいたします。15款使用料及び手数料、2項3目衛生手数料、1番畜犬登録手数料は、狂犬病予防法により飼い主に義務づけられている犬の登録による鑑札の交付及び予防注射済票の交付の際の手数料であります。次に、2節清掃手数料、1番廃棄物処理手数料は、奥富環境センター及び稲荷山環境センターに持ち込まれるもやさないごみ、もやすごみ、収集した粗大ごみの処理手数料であります。次の、2番一般廃棄物収集運搬業等許可申請手数料は、許可、更新申請の際の手数料であります。また、次の3番し尿収集運搬手数料は、一般家庭からのし尿の収集運搬手数料であります。  54ページ、55ページをお願いいたします。17款県支出金、2項3目衛生費県補助金のうち、55ページ、2節環境衛生費補助金、1番彩の国環境保全交付金は、知事の権限に属する事務処理の特例に関する条例の規定によりまして、本市が処理することとされました埼玉県生活環境保全条例に基づく事務の執行に要した費用について交付を受けるものであります。次の2番飼い主のいない猫の不妊去勢手術推進事業費補助金は、本市で行う、飼い主のいない猫への不妊去勢手術補助事業に対して補助金の交付を受けるものであります。  70ページ、71ページをお願いいたします。22款諸収入、6項4目雑入のうち、71ページ、3番の衛生雑入のうち、1番目の不法投棄未然防止事業協力助成金は、不法投棄監視パトロールに係る費用の一部を、一般財団法人家電製品協会から助成を受けるものであります。2番目の回収有価物売払収入は、奥富環境センター及び稲荷山環境センターで回収した缶や新聞紙などの有価物の売払収入であります。また、次のリサイクルプラザ展示品売払収入は、リサイクルプラザで行っている不用品や再生家具類の売払収入であります。次の再商品化合理化拠出金受入金は、容器や包装のリサイクルに対し、事業所から集められたリサイクル費用に残高が生じた場合、市町村に拠出されるものであります。また、次の電気使用量通信端末装置消費電力代金は、電気使用量を電気会社が現地で確認することなく、電力会社に有線で使用量を送るために設置した装置で発生する電気使用料であります。また、次の稲荷山環境センター自動販売機電気料は、自動販売機の設置に伴う電気料であります。  環境経済部に関わる主な歳入につきましては、以上であります。 ◎環境課長 環境課に関わる歳出予算についてご説明いたします。  一般会計特別会計予算書及び予算に関する説明書の197ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境対策費の主なものについてご説明いたします。  初めに、1番環境対策推進事業費は、環境保全に関する施策を推進するための一般管理費的な経費であり、1-3非常勤職員報酬は、環境の保全に関する基本的事項について審議していただく環境審議会の委員の報酬であります。次に、2番環境パートナーシップ形成事業費は、市民、事業者、行政が協働で省エネルギーや地球温暖化防止などに取り組むための環境保全活動に係る委託料であります。次に、3番環境基本計画推進事業費は、令和4年度からの10年間を計画期間とする第3次環境基本計画について、短期的に取り組む重点プロジェクト等の見直しに必要な基礎調査に要する経費であります。次に、4番地球温暖化対策推進事業費は、地球温暖化対策を推進するための経費であり、12-61事業関係委託料は、本市の事務事業を対象として実施する環境マネジメントシステムの運用に関し、専門的な見地に基づく支援を受けるために要する経費であります。次に、5番住宅用省エネルギーシステム設置補助事業費は、再生可能エネルギーの活用を促進するため、住宅用の太陽光発電システムのほか、蓄電池や太陽熱などを利用した設備を設置する市民に対して、費用の一部を補助するものであります。199ページをお願いします。6番公害対策指導監督事業費は、水質汚濁防止法等に基づき、工場、事業所等への立入調査と指導を実施し、規制基準の遵守を促し、事故を未然に防止するための経費であります。次に、7番環境調査事業費は、大気や河川などの環境調査、道路騒音、航空機騒音を定期的に測定するための経費であり、12-61事業関係委託料は、一般大気、自動車排気ガスの調査や、入間川、不老川の水質調査等における分析委託料であります。次に、8番ダイオキシン類対策事業費は、大気中のダイオキシン類の調査を実施するための経費であります。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費、6目生活環境衛生費の主なものについてご説明いたします。1番環境衛生事業費は、環境衛生の向上を図り、快適な環境づくりを推進するための一般管理費的な経費であり、18-3事業補助交付金のうち、飼い主のいない猫の不妊去勢手術事業補助金は、飼い主のいない猫に去勢手術を受けさせた市民に対して、その費用の一部を補助するものであります。201ページをお願いいたします。2番畜犬管理事業費は、狂犬病予防法に基づく畜犬管理に要する経費であり、13-2機器等借上料は畜犬管理システムの使用料であります。次に、3番飯能斎場管理費負担事業費は、飯能市及び日高市と共同運営している広域飯能斎場に対する負担金であります。次に、4番環境美化推進事業費は、環境美化に対する市民意識の高揚を図るために要する経費であり、アダプトプログラム参加団体に支給する軍手やビニール袋などの消耗品の購入費用や傷害保険料が主なものであります。次に、5番不法投棄防止対策事業費は、不法投棄されにくい環境づくりを推進するための経費であり、12-61事業関係委託料のうち、不法投棄防止対策委託料は、不法投棄されやすい平地林などのパトロールと不法投棄されたごみの回収などの業務を委託するものであります。次に、6番水辺環境美化活動事業費は、水辺環境の美化に対する市民意識の高揚を図るために要する費用であり、入間川クリーン作戦の事業費と河川の浄化活動に取り組む市民団体の活動を支援するための補助金が主なものであります。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費、7目上水道事業費の主なものについてご説明いたします。1番上水道事業費は、簡易専用水道の設置者への指導等及び水道事業会計職員への児童手当支給に要する経費を計上したものが主なものであります。  説明は以上であります。 ◎資源循環推進課長 資源循環推進課に関わるものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の203ページをお願いします。1目清掃総務費のうち、2番清掃総務管理事業費は、清掃行政全般に関わる経費で、説明番号の1-3非常勤職員報酬は、廃棄物減量等推進審議会の委員報酬であります。7-1謝礼金は、清掃事業職員に対する産業医による健康相談への謝礼であります。11-4ごみ分別アプリ登録手数料、13-1ごみ分別アプリ使用料は、ごみの出し方や収集日程のほか、ごみに関する情報をリアルタイムで入手できるようなツールとして、ごみ分別アプリの導入に要する経費であります。3番一般廃棄物処理施設跡地利用事業費、12-3設計委託料は、浄化センターのし尿等運搬車両の進入路の整備工事を行うための実施設計業務委託料であります。  次に、2目ごみ減量推進費につきましては、ごみの減量とリサイクルを推進するための経費で、1番ごみ減量推進事業費は、ごみを減量するための諸施策に関わるものです。7-1謝礼金は、市内各自治会から推薦された廃棄物減量等推進委員の活動への謝礼であります。説明書の205ページをお願いします。18-3事業補助交付金は、生ごみバケツ等の生ごみ処理機器を購入した市民に機器購入費の一部を補助するものであります。2番資源物集団回収促進事業費につきましては、資源物の集団回収の促進に関わるもので、18-3事業補助交付金は、資源物の集団回収を実施する自治会や子ども会などの市民団体等に交付する補助金であります。次に、3番家庭系生ごみリサイクル事業費については、生ごみリサイクルに関わるもので、12-61事業関係委託料は、もやすごみを減量するため、家庭から分別・排出される生ごみを収集し、堆肥化する業務に要する委託料であります。  説明は以上であります。 ◎奥富環境センター所長 続きまして、205ページの奥富環境センターに係るものについてご説明申し上げます。  3目奥富環境センター費のうち、2番奥富環境センター管理事業費は、ごみの資源化処理及び施設全体の維持管理に要する経費であります。1節会計年度任用職員報酬は、粗大ごみ個別収集サービスの電話予約受付事務に会計年度任用職員を雇用しているものであります。10-6光熱水費は、プラザ棟、工場棟の運転に要する電気料金と上下水道料金等であります。207ページをお願いいたします。10-8修繕料は、工場が稼働してから約12年が経過した設備機器の修繕が主なもので、破砕機や粗破砕機等の修繕料であります。12-61事業関係委託料は、粗大ごみ、瓶・缶等を処理する工場の安定的な運転処理を図るための経費、破砕不燃物を埼玉県環境整備センターへ運搬するための経費、破砕可燃物を稲荷山環境センターへ運搬するための経費及び稲荷山環境センターで発生した焼却灰を運搬するための委託経費が主なものであります。3番のごみ定期収集事業費は、もやすごみ、もやさないごみなどの収集運搬に要する委託料であります。4番のびん・缶等リサイクル事業費、次のページ、209ページ、5番古紙・古布リサイクル事業費、6番のペットボトルリサイクル事業費は、それぞれ資源物の収集運搬に要する委託料であります。7番の廃プラスチック類リサイクル事業費は、プラスチック類の収集運搬、選別処理に要する委託料であります。8番のリサイクルプラザ管理事業費のうち、12-61事業関係委託料は、再生利用可能な家具類の修理再生業務及び展示品の頒布等を直接行う展示コーナー運営業務並びにごみの減量とリサイクル等に関する啓発業務を実施するための委託料であります。9番の剪定枝等リサイクル事業は、剪定枝等を資源化するための委託料であります。  3目奥富環境センター費については以上であります。  次に、稲荷山環境センターに係るものについてご説明申し上げます。  4目稲荷山環境センター費のうち、2番稲荷山環境センター管理事業費は、ごみの焼却処理及び施設全体の維持管理に要する経費であります。11-1消耗品費は、焼却施設の整備に関わる薬品や焼却設備の交換部品などの購入費用であります。211ページをお願いいたします。10-2燃料費は、焼却炉の立ち上げ、立ち下げ時に使用する灯油や車両の燃料購入費であります。10-6光熱水費は、稲荷山環境センターの運転に要する電気料や上下水道料金であります。10-8修繕費は、設備機器の更新及び故障等の修繕費用であります。委託料のうち、12-22施設維持管理委託料は、法で定められた計量器、クレーン、ボイラーなどの設備の点検に要する費用や電気設備の年次点検等に要する費用であります。12-61事業関係委託料は、年間約3万4,000トン搬入されるもやすごみを安定的に処理するため、施設の運転を委託し行うための費用と、施設から排出される排気ガスの分析等に要する費用であります。次に、3番最終処分場管理事業費は、最終処分場の保全及び浸出水の処理等、施設の維持管理に要する費用であります。213ページをお願いいたします。4番焼却灰セメント等資源化事業費は、ごみの焼却により発生する焼却灰を全量資源化するための費用であります。具体的には、セメント、人工砂、路盤材の一部に再生するための処理と運搬に係る経費であります。  4目稲荷山環境センター費については以上であります。  次に、5目浄化センター費についてご説明させていただきます。1番浄化センター管理事業費のうち、主なものについてご説明いたします。10-6光熱水費は、浄化槽汚泥等の処理水を公共下水道に排水するための下水道使用料であります。12-61事業関係委託料は、浄化センターの安定的な運転管理業務、処理後に生じる脱水汚泥等の運搬処理業務及びし尿収集運搬業務に要する委託料であります。  説明は以上であります。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 43ページです。廃棄物処理手数料が上がったのかな。これは当該年度に手数料を上げたのか、昨年上げて、中途半端なときから上げて、これはどういう積算根拠があるんですか、1億7,707万円。 ◎奥富環境センター所長 令和元年の10月1日から、事業系手数料につきましては10キロ当たり210円だったものが240円、30円手数料を増額いたしました。家庭系の手数料につきましては10キロ当たり60円だったものを90円にさせていただきました。それに基づいて積算をさせていただいたところでございます。特に稲荷山に搬入されるもやすごみの事業系手数料は、余りごみの量が減っておりませんので、その分を積算根拠として増額させていただいておるところでございます。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 これは、残念ながら減ればいいのにと思っていたので、残念でした。  次に行きます。55ページ。少ないんですけれども、環境課の彩の国環境保全交付金30万2,000円は新規の交付金か。これは実際、具体的には何に使いますか。出のほうがよくわからないので。 ◎環境課長 彩の国環境保全交付金に基づく交付金になりまして、埼玉県生活環境保全条例の規定に基づく、知事の権限に属する事務のうち、条例の規定により市町村が処理することとされた事務に関して交付金を受けております。具体的には、生活環境保全条例の規制対象となる騒音、振動に関する工事の監視規制や、悪臭、不適正焼却の苦情に対するための交付金であります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今までもこのような、県がやった事業を市でもやっていたと思うんだけれども、この30万円で足りるのかしら。 ◎環境課長 比較的苦情等につきましては、件数が極端に増えたり減ったりしているというような状況にはありませんので、おおむね適正な金額であるというふうに考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 次に行きます。71ページ、衛生雑入の中の回収有価物売払収入7,566万円と書いてありますけれども、最近、紙の、新聞紙なんか、うちの自治会なんかは回収をやめようかという話があったりして、すごい下落らしいんです。コロナのこともあって、流通がうまくいかないときに、こんなに私達は売払収入が上げられるかどうかちょっと心配なんですけれども、この積算根拠をもう一度お願いします。 ◎奥富環境センター所長 回収有価物売払収入は、収集したごみ及び各環境センターに持ち込まれましたごみのうち、有償で引取りされるアルミ缶、スチール缶、新聞紙、雑誌、ダンボール、磁性物、鉄廃材などの売払収入であります。令和2年度予算額は売払単価の下落が継続していることから、前年度に比べて434万円減額になると見込んでおるところでございます。抽出いたしますと、特に今ご質問にあった、新聞、ダンボール、雑誌等は下落が激しくて、年に2回、入札により、一番高いところに売り払うように設定しているところでございますが、例を挙げますと、30年度後期につきましては、売払単価が1キロ当たり12円34銭であったものが、元年度の後期につきましては10円。ダンボールも12円34銭、これはキロ当たりなんですが、それが8円。雑誌につきましては、30年度後期には1キロ当たり8円88銭であったものが、今は7円となっておるところでございます。以上でございます。 ◆大島政教 委員 43ページのし尿収集手数料、これの件数を教えてください。 ◎奥富環境センター所長 160世帯でございます。160世帯掛ける12ヵ月で積算してございます。 ◆大島政教 委員 これは増えてきているの、減っているの。 ◎奥富環境センター所長 平成24年度からの件数でございますと、24年度、し尿につきましては、普通世帯が256、事業所が25あったものが、30年度には普通世帯が160世帯、事業所としては23事業所であった、かなり100世帯ぐらい減っておるところでございますが、30から31、また令和2年の見込みとしては、ほぼ横ばいでございます。 ◆大島政教 委員 次に、55ページの、飼い主のいない猫の不妊去勢手術の補助金、これは何頭ぐらいを対象にしているのか。何件なのか、何匹なのか。 ◎環境課長 金額は1頭につき5,000円を上限として、80頭実施しております。以上であります。 ◆大島政教 委員 80匹だよね、猫は匹なの、どっちなの。 ◎環境課長 これは、もとが県の補助制度なんですが、県の見解では頭という表現を使っております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 歳出のほうに行きます。まず、197ページの環境対策費の中で、環境基本計画推進事業費がありますね。良いものを作ってもらいたいが、どのように市が関わりながらやっていくのか。 ◎環境課長 環境基本計画推進事業費は、令和4年度から始まる第3次狭山市環境基本計画の策定に当たり、まずは環境に対するニーズや課題を明らかにすることを目的として、来年度、市民、事業者を対象にした環境に関するアンケート調査を実施する予定でございます。その3次の環境基本計画につきましては、昨今、SDGsであるとかCOPの会議にも見られますとおり、CO2の削減量と、この環境基本計画との整合性、その辺をひとつの核として見直しを図ってまいりたいというふうに考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 1月、2月は暖かかったりして、本当にCO2のコントロールだけでなくて、環境ががたがたと変わってきているような気がするので、今までの調査に加えて、また新しい視点での調査項目も環境課で検討してほしいと、これは願います。  次に行きます。アプリについて伺います。ごみ分別アプリ登録手数料と、それからごみアプリ使用料がちょっとだけ出てきて、これごみアプリって、もしかして新しい施策かもしれないので。これは203ページの清掃総務費の中の、2の清掃総務管理費の中で、13-1とか、11-4かな、ごみ分別アプリが載っていますので、これについてもっと詳しく説明して、市民に対していつぐらいからこのアプリを供給していくのかも伺います。 ◎資源循環推進課長 ごみ分別アプリにつきましては、こちらはスマートフォンを利用しまして、ごみに関する情報を、簡単に素早く入手できるようなアプリケーションソフトでございます。地区ごとの収集カレンダーでありますとか、簡単に検索できるごみ分別辞典、それから種類ごとのごみの出し方の案内、そのほかに、お知らせ機能を使いまして、災害時などに急な収集日程の変更でありますとか、緊急仮置場の情報などをリアルタイムで提供できるものであります。それから、お知らせ機能を使って、ごみの減量やリサイクルの推進に関する啓発情報なども提供することができます。それから、そのほかにもごみの出し忘れを防ぐアラート機能というものがございまして、例えば、月に1回のペットボトルでありますとか、もやさないごみの収集の日をうっかり忘れてしまうと、1ヵ月間出せないということで、そういったことを防止するために、あらかじめ設定をしておきますと、収集日の当日でありますとか前日に、スマートフォンのほうにお知らせが来て、忘れずに出すことができるというような、そういった出し忘れを防ぐようなアラート機能もございます。そのほかにも、よくある質問の掲載でありますとか、ごみの処理に関する関連事業者の情報、例えば、家電リサイクル法の対象品目の引取業者の一覧などを、素早く検索できるようなものを提供する予定であります。  導入の時期につきましては、4月から契約事務を進めまして、できるだけ早い時期に活用できるような方法で進めていきたいと考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 できるだけ早い時期と言いましたか。それはどのぐらいになるんですか。 ◎資源循環推進課長 契約事務のほうを4月に進めまして、それから、業者との打合せの中でどれぐらい準備の期間がかかるかというところは、まだこれから業者が決定してからということになりますので、具体的な利用開始の月については、今のところはまだ未確定でございます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そのアプリは近隣で、どこが使っていて、市民の評判はどうですか。 ◎資源循環推進課長 近隣の市町村はほとんどの自治体で導入をしております。所沢市、川越市、入間市、そういったところも全て同じようなごみ分別アプリを導入しておりまして、スマートフォン自体の利用が比較的若い方のほうが多いかとは思うんですけれども、利用されている方の評判は好評であるということを、近隣の自治体からは確認しているところでございます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 それは、そんなに好評な、私はああだこうだと言われるのは嫌だけれども、アラーム機能なんかついていなくたっていいけれども、そういう、その中でもって、これは要らないわといったら、それを切ったりもできる柔軟性があるんですか。 ◎資源循環推進課長 機能につきましては、基本的にはご自分で開いたときに、カレンダーでありますとか、分別辞典が出てくるというもので、先ほど申し上げましたアラーム機能などは、利用したいという方がご自分で設定して初めて通知が来るというものですので、分別アプリを自分でダウンロードしたからといって、直ちにいろんな情報が勝手に鳴るとかということはございません。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 喜ばれているんだったら、なるべく早くに導入できるようにしてあげてください。  多くてすみません、205ページ、資源物集団回収促進事業費。先ほども言いましたように、今まで委託した業者がなくなったりして、集団回収できないよという話も聞くし、あまりにも安くて、逆さやじゃなくて、そんなふうになってしまったら、とても僕たちは協力できないということがあるんですけれども、こういうことに対してどういうふうに対応していきますか。 ◎資源循環推進課長 先ほど来申し上げておりますとおり、古紙等の相場が、中国で古紙の輸入を取りやめたことから、下落傾向にございます。そうした中で、確かに現在まで登録をしておりました集団回収協力事業者のほうで、何社か回収事業をやめますというところが出てきておりますが、まだまだやっている業者も多いことなので、団体のほうから問い合わせをいただいた場合には、収集業務を継続している事業者を紹介しているところでございます。それから、今後も市況の下落が続いた場合には、逆有償という可能性もありますけれども、下落が続いた場合には、集団回収事業者協力業者補助金ということで、市況の価格が算定基準の2円を下回った場合には、その差額分を協力業者に対して補助金を交付するという制度がございます。近年、交付した実績はございませんけれども、今後、市況が下落した場合には、そういった交付金を活用するということもあろうかと考えているところでございます。以上であります。 ◆大島政教 委員 今の新聞紙の下落、かなり激しいと思うんだが、今、業者が減っているという話なんだけれども、仮に引き取っていっても、今度はその先が行かなくなった場合に、ためておくところ、保存するところというのはあるわけですか。業者がやらなくなったら、狭山市がやらなきゃならなくなるじゃないか、今度は。かなり落ちているから、今。そういった場合はどうするのか。 ◎資源循環推進課長 市内で回収いたしました資源物については、行政回収の分もそうですけれども、市内の古紙問屋に搬入をしておりまして、今のところは、古紙問屋のほうで受入れができなくなるような状態ではないということを伺っております。そこからの、さらに売却する価格は確かに下落はしているけれども、受入れをしなくなるというようなことは、今のところは全く想定しておりません。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 209ページのリサイクルプラザ管理事業費の、これは予算の組替えがあったのか。去年は1,239万7,000円だったけれども、今年は635万2,000円です。見てみると、消耗品費から何から、随分と予算項目が減っている。この組替えはどこに、このリサイクルプラザ管理事業費を振り替えたのか。まずそこから。 ◎奥富環境センター所長 今までは、奥富の中でプラザ棟と、廊下を挟んで工場棟というふうに2棟ございました。稼働年度が違ったために、別々に電気代とかを組んで引いていたものでございます。分かりやすく言えば、市役所の中で議会棟と上下水道とかいろいろなところがあるんですが、市役所は一括で電気料金等を払っているのを別々に払っていたというイメージでございました。そのために、電気料金など施設管理費が、一契約で、それを工場棟とリサイクルプラザ棟の床面積で案分して別々に支出していたものでございます。そうすると、手間も2倍、支出伝票も2倍、紙も2倍ということなので、同じ課でございますし、同じ支出にしたほうが紙も1回で済みますし、簡略化できるので、集約してプラザ棟のものを奥富環境センター管理事業費の中に入れたものでございます。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 管理が簡単になるということはとてもいいことだと思いますけれども、展示コーナーに行くと、どんどん時間が短くなっちゃって、あれ、もう終わっちゃっているのと。土曜日も3時までだったけれども12時になっちゃったし。展示コーナーの運営に関してはどういう理念を持って、どのようにやっていこうと思っているのか。不用品アプリがかなり進んでいる状況の中で、このリサイクルプラザについての考えを、これは部長に聞きたい。よろしくお願いいたします。 ◎環境経済部長 リサイクルプラザにつきましては、実際、家具類等を修繕して、再生して販売しているわけなんですけれども、市としては当然歳入増加という形で、少しでも努力をしたいというところはございます。ただ、今申し上げましたように、インターネットを使ったリサイクル品の販売等も行われていますので、これにつきましては、実際の、今の需要と供給、こういったバランスを見ながら、これも委託事業でありますので、こういったところも踏まえながら、なるべく費用負担がかからずに、その中で歳入増加を図っていく形で、コストの削減に努めながら努力をしていきたいというところでございます。時間の見直しにつきましても、実際の現場を見ている職員が、その時間で運営してもさして影響がないという判断の中で行ったものというふうに考えております。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 1つは197ページ、下のほうなんですけれども、4番の地球温暖化対策、今さらながらと言われるかもしれないんですけれども、この環境マネジメントシステム運用支援業務委託料という、地球の温暖化については非常に深刻な問題になってきている中ですので、今さら私が聞くのもあれなんだけれども、どのような業務なのか、教えていただけますか。 ◎環境課長 環境マネジメントシステムの業務につきましては、まず環境基本計画に基づく事務事業、施策を効率的に運営管理するため、内部環境監査員、この増員を図ることが不可欠であるというふうに考えておりまして、まずは内部環境監査員の養成研修、それと様々な環境関連の法令研修、それと、内部環境監査員が実際に内部環境監査をする際のサポート業務、この3つを柱としております。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 その下のところに、住宅用省エネルギーシステム、これは太陽光とか、そのほかの幾つかのエネルギーシステムに対する設置の補助だと思うんですけれども、この間、太陽光の期限が来たというのか、だんだん来て、私達のところにも業者から電気の契約を変えないかとか、いろいろ来るんですけれども、今、この辺の動向というのはどんなふうになっているのかということと、今までは少なくとも太陽光が一番多かったと思うんですけれども、そのほか、新しくやったところがどんなふうな推移になっているのか、その辺の傾向も教えていただきたいと思います。 ◎環境課長 再生エネルギーの補助制度につきましては、現在、8つのメニューを展開しております。近隣市に比べて比較的メニューが多いというか、あらゆる再生可能エネルギーの補助を実施しておりますが、傾向としましては、太陽光システムが依然として一番多くなっております。ただ、今、猪股委員がご指摘されたとおり、10年を経過したものについては順次国の買取制度が適用されなくなるということで、今後はこの太陽光システムを使って発生した電気を一旦蓄電池のほうにためておいて、自ら自家消費をするというような傾向に変わっていくものというふうに思われます。実際、メニューの中の定置用リチウムイオン電池、この件数が近年では大分増えつつあります。それに加えて、10年経過したものについても、電力の自由化に伴って、かなり金額的には低くなっておりますが、引き続き電力会社の買取制度も設けられているというふうには聞いております。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 わかりました。それから最後にもう一つ。199ページのところに、路上喫煙禁止ステッカー貼替修繕料というのがありますけれども、大分汚れてきているから当然のことだというふうには思っているんですけれども、どれぐらいのスパンでやっているのかということと、それから、よく見られる方から、もう少し大きなものに変えられないんだろうかというような指摘とかもあるんですけれども、それら2点をお願いします。
    ◎環境課長 このステッカーにつきましては、場所によってかなり劣化のスピードが異なりますので、一概に定期的なスパンでとは申し上げにくいんですが、昨年、一斉点検をいたしまして、見にくい場所につきましては全て貼替えを行いました。というのも、昨年の10月に公設の喫煙所を撤去したこともありまして、周知徹底を図るという意味合いもあって点検をしたところであります。大きさにつきましては、景観上のこともありまして、なるべく見やすい位置であるとか、数を増やす等で対応してまいりたいというふうに考えております。以上であります。 ◆大島政教 委員 今、猪股委員の関係で資料要求をしたい。197ページの住宅用エネルギーシステムの設置だけで8項目と言われましたよね。その一覧表と、今までの実績等があれば出してほしいんですけれども。質問はしないから、資料だけもらえば。 ◎環境課長 用意させていただきます。 ◆加賀谷勉 委員 197ページです。4番、先ほど猪股委員のほうで質疑があり、それに対して課長のほうから答弁いただいたんですけれども、環境マネジメントシステムということで、まさしく環境方針を実現していくために、全庁的な目標でありますとか、目的というのを設定していただいたと思います。これをまず確認させていただきたいと思います。 ◎環境課長 この環境マネジメントシステムは、平成27年に、それまでISO14001、この規格で運用していたものを、狭山市独自のマネジメントシステムとして切り替えております。その狭山市の環境基本計画の中で設定している目標につきましては、最も大きな指標としましては、温室効果ガスの削減目標でありまして、2013年度を基準といたしまして、まず2050年度までの長期目標で80%の削減、2030年度までの中期目標で28%、そして2019年度までの短期目標で9%の削減を目標としております。この目標年度の2年後に削減CO2量の測定結果が得られるということで、現時点では、この2019年度までの短期目標、9%はクリアできる予定であります。以上であります。 ◆加賀谷勉 委員 わかりました。ちょっとその目標に対してどうですかというのを伺おうと思ったんですけれども、一応、2019年度の部分においては2021年度に、2年後でしたよね、という形で確定ができるということで、9%の削減ということにおいては達成できる予定という、今ご答弁をいただきました。  じゃ、次の中期、長期という形での目標が設定されていると思いますので、それに対しても引き続き、先ほど猪股委員が冒頭に申し上げました、温暖化についてはいろんな意味で影響が出ておりますので、そういった取組を引き続きお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 203ページ、一般廃棄物処理施設跡地利用事業費は、これはもしかしたら昔の浄化センター跡地の設計、どうするかの実施計画業務委託料なのか。これについてもう一度説明してください。 ◎資源循環推進課長 こちらの実施設計業務委託料につきましては、浄化センターにおけるし尿等運搬車両の進入路の整備に係る実施設計業務委託料でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 とすると、旧浄化センターの雨水ますじゃないけれども、大きなものとか、そういうものは造り終えて、そこを通らないでというのはおかしいけれども、そこを通るのか知りませんけれども、それに対する道路設計だけをいうわけですか。それとも前の浄化センターのところはもう造り終えたという認識でいいんでしょうか。 ◎資源循環推進課長 浄化センター敷地にございます旧し尿処理施設の解体撤去を過去に行いまして、その地下構造物を利用しての雨水流出抑制施設につきましては、本年度の工事の中で実施をしておりまして、本年度中に工事は完了する予定であります。来年度の道路の設計につきましては、現在、クランク状になって河川連絡通路として使われているものですけれども、旧し尿処理施設の工事も終わりましたことから、この道路を地元の柏原8区自治会との協定に基づきまして、道路を河川敷まで直線状にするという要望をいただいておりましたので、その要望に応える形で道路を真っ直ぐに河川までつなげるという道路の整備のための実施設計でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 クランク状だったのを真っ直ぐにと、バキュームカーみたいなのも入るんでしょうから大きいと思いますけれども、どのぐらいのが何メーターぐらいできているのか。また、関連になっちゃうかもしれないけれども、雨水遊水池になったのか、本年度造っているところはまだできていないのかしら。できているとしたら、その利用状況はどんな感じですか。 ◎資源循環推進課長 まず、道路につきましては、車道幅員が7メートル、それから歩道幅員が3メートル、合わせて幅員が10メートルでございます。整備延長は約100メートルになります。それから、現在工事をしております雨水流出抑制施設につきましては、3月末が工期ということで、大部分が出来上がっているところでございますが、まだ利用はしておりません。以上であります。 ◆大島政教 委員 205ページで集団回収。今、単価は幾らになっていますか。 ◎資源循環推進課長 集団回収団体への補助金につきましては、1キロ当たり4円ということで補助をしております。 ◆大島政教 委員 集団回収しているところへ資源回収の業者が来るよね。その業者に対しての支払いというのはどういうふうにするわけ。そういう集団回収したものはどうなっているのか。 ◎資源循環推進課長 協力業者に対しての補助金というのは、現在は交付をしておりません。 ◆大島政教 委員 していないんだ。 ◎資源循環推進課長 先ほど申し上げましたように、市況が下落した場合に、市況が2円を下回った場合につきましては、その差額分を協力業者に対して補助金を交付するという制度はございますけれども、現在のところはこの制度での交付実績はございません。以上であります。 ◆大島政教 委員 ということは、集団回収したものを業者が仕入れて、業者は今までどおりの金はもらえるということだよね。 ◎資源循環推進課長 協力業者は、集団回収を行っている団体から資源物をお預かりしたものを、古紙問屋に売払いをして、その収入を得ているということでございますので、狭山市からの補助金等の交付はございません。 ◆大島政教 委員 それが、例えば売払いした金額が2円を割ったら補助を出すということ。 ◎資源循環推進課長 先ほど来申し上げております、市況価格というものは、これは日経新聞の回収問屋の買値から市況としてその金額を四半期ごとに、4月、7月、10月、1月の最初の木曜日に掲載される日経新聞の買値の金額を市況価格の基準として判断しております。以上であります。 ◆大島政教 委員 というのは、今質問したのは、回収業者が、協力会社が合わないと言っているわけ。業者自身が、もうそれをやっても合わないんだよという話が、私のところにかなり入ってきているわけ。それでちょっと今聞いたんだけれども。今言った日経の価格が基準で、それがどんどん下がっていって、2円になったら市から補助を出すということ。 ◎資源循環推進課長 現在の制度では、市況連動システムは、市況価格が2円を下回った場合ということで運用しておりますけれども、おっしゃるように、今、零細の協力業者については、回収事業を取りやめるというところも出てきている状況でありますので、今後、その市況価格連動システムの基準価格というものを見直す必要があるような場面もあるかと思いますけれども、そのあたりは近隣等の状況も見ながら検討してまいりたいと考えております。以上であります。 ◆大島政教 委員 慎重にその辺やってもらわないと、どんどん業者がやめていっちゃうと、集団回収ができなくなっちゃうんだよね。その辺ちょっと十分検討してください。お願いします。 ◆土方隆司 委員 197ページなんですけれども、環境基本計画推進事業費ということで、12-50で委託料が掲載されているんですけれども、具体的な調査内容と委託内容を教えてください。 ◎環境課長 環境基本計画推進事業費は、令和4年度から始まる第3次狭山市環境基本計画の策定に当たりまして、環境に対するニーズ、あるいは課題を明らかにすることを目的として、市民、事業者等を対象に、環境に関するアンケート調査を委託にて実施するものであります。以上であります。 ◆土方隆司 委員 そのアンケートの中身が、例えばどういったものに特化しているのか。 ◎環境課長 まず、数につきましては約3,000のアンケートを実施する予定であり、先だって、総合計画のほうで抽出された環境ニーズをさらに掘り下げて、その延長上、具体的にどういったニーズが存在するか、あるいは課題が存在するかを抽出しようとするものであります。以上であります。                                        (休憩) △(大島政教委員要求の資料提出) △住宅用省エネルギーシステム設置補助事業実績一覧 △議案第9号 狭山市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎建築審査課長 それでは、議案第9号 狭山市建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  議案書の17ページをお願いいたします。  本案は、昨年11月に建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が施行され、新たな認定事務が追加されましたので、それに係る手数料を定めるとともに、所要の改正をするものであります。  改正内容の説明につきましては、お手元に配付しました建設環境委員会資料によりご説明申し上げます。また、議案第9号参考資料の新旧対照表も、併せて御覧ください。  初めに、A3判の資料をお願いいたします。1、建築物省エネ法の改正概要についてご説明申し上げます。建築物省エネ法は、東日本大震災以降のエネルギー需給の逼迫や、建築物におけるエネルギーの消費量が著しく増加し、省エネ対策の抜本的な強化が必要不可欠なことから、平成27年7月に公布され、建築物の省エネ性能の向上を図るための施策を、平成28年4月から順次施行しており、関係する手続の手数料も定めております。このたび、さらなる住宅建築物の省エネ対策の強化を図るために法律改正があり、令和元年11月に一部施行され、普通建築物のエネルギー消費性能の向上計画の認定事務及び省エネ性能に係る評価方法の簡素化に伴う認定事務が追加されましたので、それに伴う手数料を改正するものであります。  建築物省エネ法は、大きく任意規定である誘導措置と、義務規定である規制措置の2つに分けることができますので、それらの概要をまず説明させていただきます。  ①誘導措置の一つとして、性能向上計画認定があります。これは、建築物を新築などする際に、省エネ基準の水準を超える誘導基準に適合している優れた建築物については、省エネ性能向上のための設備の設置部分の床面積について、容積率の算入の特例を受けることができるものであります。  また、②規制措置の一つとして、省エネ基準適合性判定があります。これは、住宅以外の床面積2,000平方メートル以上の建築物を新築などする際に、省エネ基準への適合が義務づけされているもので、建築確認申請に適合性判定の通知書の添付が必要になるものであります。なお、さきに申し上げました性能向上計画認定を受けたものは、適合性判定を受けたものとしてみなされる規定があります。  次に、2、手数料条例の改正について、概要を説明いたします。初めに、(1)複数建築物の性能向上計画の認定事務について説明いたします。これは、これまでに規定されていなかった複数等による性能向上計画認定を定めたもので、複数の建築物、省エネ性能を総合的に評価し、高い省エネ性能を実現しようとする取組を促進するために追加されたもので、これにより、従来は1棟の建築物に対する性能向上計画認定のみ可能でありましたが、下の図のように、他の建築物にも熱や電気を供給する設備である自他供給型熱源機器を申請建築物に設置する場合には、複数建築物の性能向上計画認定が可能となるもので、他の建築物の省エネ性能の向上に資する部分に相当する床面積についても、容積率不算入の特例を受けることができるものであります。  右のページを御覧ください。この改正により、手数料条例の改正内容でありますが、2つの改正があります。  1つ目は、複数建築物の性能向上計画認定は、申請建築物と他の建築物、全ての建築物について計画認定の審査をする必要があることから、1棟ごとに手数料を算定し、それらを合計した金額を手数料と定めるものであります。これは、58項、60項に適用され、金額の改正はありません。  2つ目は、複数建築物の性能向上計画認定を受けた他の建築物について、適合性判定に必要な省エネ基準への適合については、計画認定の審査の際に確認されていることから、適合性判定手数料などについて、減額した手数料を追加するものであります。これは、57項、63項に適用され、手数料金額につきましては、本日配付しましたA4判の改定手数料表のとおりであり、追加するのは白抜きの下線部の箇所となっております。  次に、(2)省エネ性能に係る評価方法の簡素化に伴う認定事務について説明いたします。これは、共同住宅などの届出義務制度の審査手続の合理化や、戸建住宅などにおける建築士から建築主への説明義務制度の創設など、今後、戸建住宅や小規模建築物についても省エネ性能の評価が必要となり、これらの生産を担っている中小工務店などを念頭に、申請者側・審査側双方の負担軽減を図るため、これまでの評価方法に加えて、簡易に省エネ基準への適合が判断できる簡素化した評価方法が定められました。  この改正により、手数料条例の改正内容でありますが、2つの改正があります。  1つ目は、共同住宅について、廊下などの共用部分を除くことができることの規定が追加され、これにより、住戸部分のみの評価で適否が判断できるようになりました。これは、53項、58項、60項、62項に適用され、金額の改正はありません。  2つ目は、戸建住宅及び共同住宅について、モデル住宅を用いた評価方法が追加されました。戸建住宅は、数値などを固定化して適否を判断するモデル住宅法であり、共同住宅は、入力単位を住戸ごとから階ごとへ減らして適否を判断するフロア入力法であります。これは、62項に適用され、金額の改正はありません。  なお、施行期日につきましては、条例の公布日からとし、手数料金額につきましては、埼玉県が予定する改正手数料と同額としております。以上で説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今まで改正はあったけれども、この認定手数料、どのぐらい狭山市は受けていたんだろう。この改正によってどんな影響があるのか。 ◎建築審査課長 性能向上計画認定の、これらの容積率特例に係る認定事務については、これまでは実績はありません。また、この計画の、複数棟の性能向上計画認定事務が大規模な再開発等を想定しているものと考えられますので、狭山市でこの物件が出てくるというのは低いのではないかと考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そういう、今、余り関係ないというか、手数料にはならないけれども、手数料条例を改定する意味というのはどういうふうになるのか。 ◎建築審査課長 手数料条例につきましては、地方自治法の中で、審査する場合、徴収することができるという規定がありますので、埼玉県及び県内12の特定行政庁全て同様な手数料を定めるという形で、申請について出てくる場合が低い場合であったとしても、これまでも手数料条例については、埼玉県と同様に改正し、定めております。以上であります。                                        (休憩) △議案第10号 狭山市市営住宅条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎住宅営繕課長 議案第10号 狭山市市営住宅条例の一部を改正する条例について、説明をさせていただきます。  本案は、市営住宅への入居促進のため、入居者の資格を見直し、また、入居決定者の負担軽減を図るため、入居の手続についても見直すとともに、民法の一部改正や市営住宅の用途廃止に伴う所要の改正をいたしたく、ご提案するものであります。  改正内容につきましては、お手元の議案第10号参考資料の、狭山市市営住宅条例の新旧対照表によりましてご説明いたします。  なお、下線の部分が改正する箇所となります。  議案第10号参考資料の1ページをお願いいたします。改正する箇所は4項目ございます。まず、6条の入居の資格についてですが、第1項第4号に住所の要件が規定されており、現行では、市内在住者のみとなっておりますが、市営住宅の現状では、高齢者、母子等、住民構成に偏りが生じており、団地内での住民間の交流なども難しくなっていることや、近隣市では既に在勤者を認めていることもあり、若い世代の世帯の入居促進を図りたいとの考えから改正するものです。  次に、第11条の入居の手続についてですが、第1項第1号に、入居の際には連帯保証人の連署した入所請書を提出していただいておりますが、現行では連帯保証人2名が連署することとしているところを、今改正により1名減員することにより、入居者の負担の軽減を図ろうとするものです。  連帯保証人は債務の保証という面が強いと思いますが、市営住宅における、特に親族等の身内の保証人に関しては、入居者の生活支援、例えば単身高齢者の安否確認や死亡退去時の財産管理、母子家庭などの生活サポートや、収入面について入居者の一番の支援者であることから、非常に重要であると考えております。なお、現行でも入居申込みに当たり身寄りのない方がおり、保証会社との契約により連帯保証人を免除し、入居を可能としておりますので、改正に当たってもその規定は維持するものといたします。  2ページをお願いいたします。次に、条例第42条第3項(不正入居者に対する明渡し請求)についてですが、不正入居者に対し請求する賠償金の利息を算出する利率が、現在年5%であるものが、改正民法により、3年ごとに市中金利を加味した変動性となることから、現在の年5%の割合を法定利率へと変更するものです。  最後に、鵜ノ木団地の集約建替事業を終え、集約元の団地で耐用年数を経過した上諏訪団地、榎団地については、今年度で解体工事が完了したことから、この2団地を別表から削除するものです。説明は以上となりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆土方隆司 委員 本会議のほうで入居の促進目的、入居決定者の負担軽減ということで、また、入居の増加の見込みなどあったんですけれども、今回ここで、要は連帯保証人を2名から1名にすることになります。そうすると、今、2名いる体制でも、恐らく家賃の滞納等があるかと思うんですけれども、その保証人を減らすことによって、新たに入っていただくのはいいと思うんですけれども、また未払い等が懸念されるんですけれども、そのことについては所管としてどう指導していくのか、お答えください。 ◎住宅営繕課長 現在でもかなりの数の方が1名の保証人であり、多くなっておりまして、うちのほうの指導としては、支払いの遅れがあれば、毎月督促は出しているんですが、3ヵ月たまった時点でご本人と連絡をとりまして、家賃納入の指導ということで、出ていけというのは話が早いんですが、その中で、今たまっていたものを払うような計画を立て、そちらを実行していただくようにして、現在、時間がかかるにしろ払っていただいているような指導をしております。以上であります。 ◆土方隆司 委員 もう一点確認します。「不正入居等」という一文があるんですが、これに該当する入居者はどのような人が上げられますか。 ◎住宅営繕課長 こちらで表記してある不正入居というのは、入居時に、例えば収入があるのにないということで偽って入っているとか、また、ご本人ではない方が入られているとかということを想定しております。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 若い方の入居が、市に勤めている方、在勤の方を認めるというふうになるわけですけれども、非正規雇用の方であっても市の職場に通っていれば登録対象として認めるかどうか伺います。 ◎住宅営繕課長 来年度から条例を変えまして施行していくものですから、まずはという話になるんですが、正社員からということで施行のほうはさせていただきたいと思います。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 なんでまずは正社員なのか全然分からないけれども、保証人もつけてあるんだったら、正社員か非正規社員かは関係ないと思うんだけれども、まずはというところがよく分からないので、もう少し説明してください。 ◎住宅営繕課長 まず、ここに一度、若い方に入っていただきたいんですが、正社員だと、その期間がある程度長くいていただけるというのがまず一番、こちらのほうで考えていることなので、まずは正社員ということです。それからもう一つ、これをやったことによってどれだけ増えるかというのがちょっと、初めてで想定ができないものですから、まずそちらからと。それから、空き住戸等ございましたら、そちらのほうには拡大していくなり何なりということは、またさせていただきたいと思います。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 ある面ではすごく偏見だと思うんだよね、非正規社員の人は長いことそこに勤めないかどうかというのは分からないというのは、それはある面では差別的な考え方だと思うので改めたほうがいいと思うし、まずは、今のところは狭山市に住んで、ある程度の収入が入る人たちは登録できるわけじゃないですか、いろんな制約があったとしても。なんで「まずは」と言って、正規職員じゃなかったらできないんだろう。就労の証明書が出ればその人でいいんじゃないかと思うんだけれども。部長にお聞きします。 ◎都市建設部長 担当がまず申し上げましたが、近隣市の状況等を、やっぱりこれは見に行く必要もあるのかなというふうには考えています。担当のほうとすると、まずは正規でということなんですが、職場から就労証明、これが出る。運用の中では、例えば保証人が、雇用元が保証人を引き受けるよというようなことだとか、そういったものとか、ある程度担保になるものがあれば、やっぱり考えていく必要があるのかなと。ただ、現時点では今担当が申し上げたように、運用の中で、まずは市内在勤ということなので、正規で雇用されている方ということで、担当としては今考えていますけれども、やはりこれは、応募の状況等々を見て、あと近隣の状況、あと県営住宅の状況、そういったものを確認していく中で、運用ですから、今後はそういう運用の中でいろいろなことを検討していく必要があるのかなというふうに考えます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 保育所だってそうです。運用としては、非正規だろうがなかろうが、就労証明書が出ていれば一応は資格が満たされるというふうに考えられていますから、正規雇用じゃなかったらというのはなるべく早くやめてほしい。そして、非正規の方のほうが、もしかしたら市営住宅みたいなところを望まれる方が多いのかもしれませんから、何も正規雇用だから、非正規雇用だからというところで差別はしないでほしい。これは願います。  次に行きます。子育て世代の入居を望んでいると言いますが、子育ては夫婦二人でやるものというふうには最近はなっていないですよね。シングルマザーとか、シングルファザーとか、そういうことがありますけれども、そういうものに対してどこかでチェックを入れていくとかということはあるんですか。  それからもう一つ、シングルマザーだったら、狭山市の場合は母子家庭ということで優先を受けますが、市外から来る在勤の方に対しても優先的に入れてあげるということはあるのでしょうか。 ◎住宅営繕課長 優先的な条件、例えば先ほどお話しされました母子であるとか、障害者であるというのは、基本的には一般に在勤の方で、申し込まれた方よりは上位に位置して、入居の順位としては捉えさせていただきたいと思います。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 私が言っているのは意味が違って、1つ確認しますけれども、狭山市在住が在勤者とか、他市に住んでいる人たちに対して登録上優位な関係にあるのかしら。 ◎住宅営繕課長 同じ条件ですと、在住のほうが有利にはなります。在勤と在住がありましたら、本当に同じ条件でありましたら、今のところ考えているのは、在住の方を優先させるようなことになります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 同じ条件だったら在住者を優先するというのは分かりましたけれども、在住者の中でも高齢者とか障害者とか、それから母子家庭に対する優先制度がありますよね。そうしますと、在勤者はそれに対してはどういうふうになるんですか。全部在住が収まってから、在勤の中で差別化していくのか。それについて伺います。
    ◎住宅営繕課長 基本的には委員のおっしゃるとおり、まず在住者がありまして、その中で順位をつけた中で、その次に、基本的には在勤者の順番をつけていくことになります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もう一度。 ◎住宅営繕課長 まず在住者の中で優先順位をつけたものができます。その後に在勤者の順位になりますけれども、その順位をつけたものを在住者の下につけたような形で優先順位を決めていきます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、在勤者の方で優位な人たちは、正規雇用の方しか登録できないものね。そうすると、母子家庭でも高齢者でも障害者でも、正規雇用がされていない人には門戸を開かないということか。 ◎住宅営繕課長 これを初めてやるものですから、うちのほうもどういう状況で、宣伝はするんですけれども、どういう方が来るのかというのがまだ、近隣も意識して受けていないという話を、所沢なんかは聞いているものですから、ちょっと来年はまず受けてみて、どういう状況かということで、うちのほうはまた再度細かいことは考えさせていただきたいんですが。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 要望しますけれども、在勤者じゃなかったらいけない。在勤者でもオーケーというのはいいですけれども、正規じゃなかったらいけないとか、母子家庭だって、高齢者だって、障害者だって、要するに正規じゃなかったらいけないなんて書いたら、応募したくてもできませんよね。ですから、もう少し様子を見るというんだったら、在勤者でいいですよと言っていったほうがいいんじゃないかと私は思います。だから、区別というか、差別というのか、正規雇用じゃなかったらいけないということをはっきり言いたいんだったら、そこを言ったって構わないけれども、そうだとしたら物すごく狭めてしまうから、そうじゃないほうがいいと私は思っていますから、運用の面では私は考え直したほうがいいと思います。これはひとつ考えてほしいんですけれども、いかがですか。 ◎都市建設部長 この条文を見ますと、条文の中で見ると優劣は基本ないんです、この条文でいけば。だから、6条の中で1から3まであって、4番に、市内の住所を有する者プラス在勤を入れるわけですから、そこは、条文上は平らなんですが、運用の中で、やはり少しでも狭山に長く住んでいる人たちだとか、そういったところを少し優位性を持たせるというか、そういう運用に今なっているということなんですけれども、いずれにしても、市営住宅は92も空きがあるわけです。そういう中では、やっぱりその運用というのは高橋委員がおっしゃられるように、やっぱり空いているところに入っていただくのが運用なので、その辺については、こういう条文も含めて運用をきちんとしていきたいというふうに考えています。それは、担当もそういう考えでやりますので、だから、入り口を狭めることじゃなくて、門戸を開くために改正があるわけですから、そういう運用もしていきたいというふうに、所管としては思っています。以上です。 ◆猪股嘉直 委員 運用も門戸を開くためのことであって、私は一般質問でも取り上げてきたんだけれども、連帯保証人というのはなかなか重いというのは、前にも言ったことがあるんですけれども、実際、関西のほうは連帯を1個取っているんです。その辺の検討はされたのか。 ◎住宅営繕課長 そこら辺は、国土交通省から基本的に身寄りのない者について配慮しなさいということが、まず通知で来ましたので、私どももそのあたりは考慮しました。その中で、基本的にはなくす方向で考えざるを得ないのかなという中でも、やはりご本人が結局困って困って、最終的に連帯保証人である保証人に話をしない状態で、うちのほうがお金がたまっているんですけれどもと言って、連帯保証人の身内の方が、大変ということで助けに行っているという案件が結構ございまして、そういうのを勘案しますと、やっぱりご本人を一番助けていただけるのはやはり身内だということで、まずそちらのほうで残しておくべきだろうということで、保証人はまず、2人今までとるのはかなり負担になっておりましたので、まず1人減らしたと。今もやっているんですが、今度はそれでもいない方ということで、次に、今も保証会社を使っているんですが、その保証会社でいいよということも、これは継続してやりますので、今と状況は変わりません。さらにもう一段階、うちのほうで国の意向を受けてなんですが、今度は保証会社を申し込んでも駄目だといって弾かれたというんですか、契約させていただけない人に対しても、今回はそういう状態で受入れてもらえないということが分かりましたら、うちのほうで受け入れることになります。ですから、結局全部というんですか、申し込んでいただいた方は全員入れるような形にはなっております。以上です。 ◆加賀谷勉 委員 そういった、今、まさしく私もそういった部分というのは非常に、今回多分、国交省からもあるんですけれども、その前に、4月1日から民法が改正されるという、それを受けてという部分が非常に大きいと思うんです、今回の場合は。その中では基本的には、そういった住宅確保に困窮する方に対して配慮していくというのは非常に大きい視点で、内容的にはそういった視点も盛り込んでいただいてということでやっていただくのは確かなんですけれども、そういった意味では、まさしくそういった状況にならない、機関保証が可能ですよということ、現実的にも既に、先ほど土方委員の質問の中でも、現実的には1名でというのが非常に多いんだという部分があるというのを、それはすごく理解させていただいた中で、さらにこの民法の中では、仮に連帯保証人をつけるんだったら、極度額を設定しなければいけないんですよみたいなうたいがあるんですけれども、その辺はいかがなんですか。 ◎住宅営繕課長 極度額、連帯保証人になっていただく方に提示する保証額の上限については、うちのほうに入居するときに家賃を決めるんですが、その家賃の12ヵ月分、もしくは50万円以下、どちらか低いほうで設定はさせていただくことになります。以上です。 ◆加賀谷勉 委員 じゃ、そういう設定を要綱か何かに入れられるということなんですか。 ◎住宅営繕課長 市営住宅の規則のほうに盛り込ませていただきます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 42条第3項で、年5%の割合を法定利率に改めると言っていますけれども、現状の法定利率は幾らですか。 ◎住宅営繕課長 現状の民法では5分、または5%となっております。4月1日から施行される改正民法では3%となっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 この5%の利率で返していない人というのは、狭山市はどのぐらいいるんですか。 ◎住宅営繕課長 調べましたところ、今までこのような不正入居している方はございませんので…… (発言する者あり) ◎住宅営繕課長 入居時にという話ですので、この不正入居というのは。今現在まで、私どものほうはいないということで、こちらのほうは請求したことがございません。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 じゃ、今後、入居時に不正があった場合は、4月1日からは3%になるというんだけれども、この法定利率というのはどんなもんで、どんなふうに改正されていくんですか、連動していくんですか。3%でも多いと思うけれども。 ◎住宅営繕課長 国のほうで3年に一度、3%を基準にして、市中金利をにらんだ中で見直すということになっております。ですから、3年ごとに民法が変わるということです。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 さっき、50万円という限度額の話があったじゃないですか。それは家賃の不払いだろうと思うけれども、これだって家賃の不正払いになるわけだよね。そうすると、法定利率による利息を求めるときは、今までなかったとはいえ、何箇月ぐらいから、この法定利率による利息が発生していくんですか、制度上ですけれども。 ◎住宅営繕課長 基本的には、入居してから不正入居が発覚する期間をベースとして取ることになります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、入居時の申請の仕方がとても問題になってくると思うんです。不正を許すような申請の仕方をさせてはいけないわけだから、それに対する注意というのは、今まできちっとやってきたから今まで不正入居がなかったんだと思うけれども、どういうふうにしていますか。 ◎住宅営繕課長 基本的に、収入に関しては課税証明書、非課税証明書、そちらのほうを取ってきていただきますので、それで確認していることと、また、土地を持っている、持っていないなどはうちの資産税課のほうに確認をしております。以上です。 ◆大島政教 委員 不正入居が今までないという話になっているけれども、不正入居はないのか。 ◎住宅営繕課長 42条で言っている不正入居なんですが、入居時の条件違反ということが対象になっております。入居時の条件違反です。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 関連ですけれども、途中から、今までだってありましたよ、高額になっちゃったりして出ていっていただいたこともあるし、途中からのものはこの42条の不正には当たらないので、法定金利でもって割増料金をもらうということにはならないということでよろしいか。 ◎住宅営繕課長 おっしゃるとおり、該当いたしません。以上であります。                                        (休憩) △議案第12号 令和元年度狭山市一般会計補正予算(第8号) △歳 出 △8款土木費 △議案説明 ◎街路整備課長 議案第12号 令和元年度狭山市一般会計補正予算(第8号)、建設部関係の説明を始めさせていただきます。街路整備課に係る歳出補正予算について説明いたします。  別冊の、令和元年度狭山市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の28ページ、29ページをお願いします。8款2項3目道路新設改良費、1番一般市道整備事業費につきまして、15節工事請負費、15-10道路改良工事費は、青柳地内の市道C第8号線の道路改良工事において、当初予定していなかった道路附属施設の設置や交通誘導員の増員などが必要となったことから、1,900万7,000円を増額補正するものであります。  お手元にお配りをいたしました、市道C第8号線工事計画図及び同路線の事業用地取得状況図を併せて御覧ください。  今回の補正予算に係る内容につきましては、当該路線の整備に向け、平成29年度から用地取得を進めてまいりましたが、事業用地取得状況図でピンク色に斜線で示しました箇所について、補償協議が難航している状況がありました。その後も継続して協議を重ねた結果、ここで合意に至ったことから、全長230メートルのうち、工事計画図にピンク色と黄色で示した残る200メートル区間の整備を進めるもので、工事実施に当たり、当初予定していなかった道路工事と併せたL型擁壁の設置や道路附属施設を設置する必要が生じております。また、路線バス事業者への運行配慮などにより交通誘導員の配置を増員する必要が生じたことから、今年度の工事請負費が不足するため、増額補正をしようとするものであります。以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 ◎道路雨水課長 続きまして、道路雨水課に関わる歳出補正予算についてご説明申し上げます。  8款2項4目橋りよう維持費の負担金、補助及び交付金は、埼玉県が実施する不老川に係る南入曽地内無名154号橋の拡幅による架け替え工事の負担金であり、当初は1年間で橋梁の撤去、新設工事を行う予定でありましたが、通行止めによる近隣住民への影響を考慮し、迂回路として歩行者等の仮橋を設置する工程が追加となり、2年間での工事となったため、令和2年度に予定している工事費分の負担金3,065万円を減額するものであります。以上で説明を終わりますが、よろしくお願いします。 ◎都市計画課長 続きまして、都市計画課に関わる歳出補正予算についてご説明申し上げます。  令和元年度狭山市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の31ページをお願いいたします。8款土木費、3項都市計画費、1目都市計画総務費の1番狭山市駅東口土地区画整理事業管理事業費は、事業区域内の公園用地に存置している土砂について有効利用を図り、残土処分量が減ったことに伴い、13-61事業関係委託料1,100万円を減額するものであります。  次に、2番公共建築物解体事業費は、旧狭山市駅東口土地区画整理事務所の解体工事について事業費が確定したことに伴い、15-1市有建築物等諸工事費1,200万円を減額するものであります。  次に、8款土木費、3項都市計画費、2目都市基盤整備費の1番入曽駅周辺整備事業費(総合戦略事業)は、今年度の事業費及び負担金が確定したことに伴い、13-4調査設計委託料1,400万円、13-61事業関係委託料560万円、19-1負担金1,700万円を減額するものであります。以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 ◎住宅営繕課長 続きまして、同ページで、8款土木費、4項住宅費、1目住宅管理費、13節委託料、1番の市営住宅管理事業費の13-22施設維持管理等委託料の公共建築物定期点検委託料につきましては、業務委託契約を締結し、委託金額が確定したため、執行残額の156万6,000円を減額するものです。以上となります。よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 この、市道C第8号線はどこら辺の道路か。 ◎街路整備課長 工業団地日高線、これは川越市境に近いほうですけれども、工業団地日高線から少年刑務所の方面に向かいまして、県道中新田入間川線までの経路の一部区間になります。                                        (休憩) ◆高橋ブラクソン久美子 委員 ありがとうございました。これでもって工事は終わるのかしら。なんで道路雨水課じゃなくて街路整備課が頑張っているのかしら。 ◎街路整備課長 当該路線につきましては、都市計画道路に接続する都市計画道路を補完する路線になってまいりますので、工業団地日高線に接続する路線について、当該箇所について整備を進めているものであります。 ◆猪股嘉直 委員 31ページの入曽駅のところなんだけれども、本会議のところの説明で、設計業務が2か年にわたるというふうなことだったかと思うんです。今、今年度分が確定したからこういうふうに減額するんだということなんですけれども、その2か年にわたるというのはどういう事情があったんでしょうか。 ◎都市計画課長 この負担金の関係ですけれども、入曽駅橋上駅舎及び東西自由通路の基本設計を、当初1か年でやる予定だったんですけれども、鉄道事業者と業務の内容を協議した結果、詳細な調査や概略設計に時間をちょっと要することが分かったため、今年度分、設計を2か年に分けて、初年度分を工事したと。それ以外の予算については補正減にさせていただいたという形になります。 ◆大島政教 委員 31ページの都市計画維持費のうち、東口土地区画整理事業費で、残土処分を有効活用したということなんだけれども、あれはどこかの公園に回すとか、そういうことなのか。ちょっとその辺を説明してください。 ◎都市計画課長 東口土地区画整理事業地内の三号公園の場所なんですけれども、事業で発生した土砂を一時的に保存しておりました。その関係の残土の利用について、庁内調整を行っていたんですけれども、入曽地域交流センターの埋戻し用の土として残土の搬出がある程度できることになったので、その処分量が減ったという形になりまして、今回減額させていただくということになりました。以上です。 ◆大島政教 委員 入曽の交流センターというのは、全体に低かったところへ埋めたということ、土を持っていったということ、これは。 ◎都市計画課長 実際に埋戻しする土砂が足らなかったということで、そこに土砂を持っていったということです。 ◆大島政教 委員 入曽の交流センターのどこになるの。埋め立てたって、あそこは全体的に低いじゃないか。全部を平らにということ、そうじゃなくて。 ◎都市計画課長 範囲が広いので、埋め立てする土砂の量はそれほどでもないんですけれども、構造物を作ったところの周りに600立方メートル程度持っていったということになります。 ◆大島政教 委員 入口のほうかな。 ◎都市計画課長 構造物の周りです。 ◆大島政教 委員 全体にやったわけ。全体を持ち上げたということね。雨が全体的にたまっちゃうんだよ、あそこは。 ◎都市計画課長 工事をする際に、基礎を掘り上げて周りを掘るわけですけれども、その周りに埋戻し用の土砂を埋めたということです。敷地全体に埋めたということではないです。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 入曽駅周辺整備事業費ですが、委託料がガンガン上がっているじゃない。2年にしたっていうことで。これによってまた工事のスケジュールが変わったり、今までよりも難しい審査をしているなんて言っているけど、これによってどんなふうに区画整理事業その他に影響が与えられるのか。今まで単年度でやって、すぐに始まって、区画整理の認定もらっているんだから、すぐに工事というのかな、詳細設計に入れるんじゃないかと期待していたんだけど、だらだらと2年もなんでやるのか。 ◎都市計画課長 今回、補正減をさせていただいた負担金のほうですけれども、こちらについては、橋上駅舎と東西自由通路の設計の分でございます。それ以外については、事業費の確定に伴って請負残ということで減額させていただく形になりますので、その鉄道事業者との協議によって、実際に必要な地質調査だとか、測量だとかを別発注したという形になります。工程が2年になることによって、今のところ詳細設計に入れる時期というのは、今までお示ししている時期と変わらないような形にはなります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 なんで繰越明許にしないの、なんで落とすの。次に予算があるから、その予算のほうを見ればいいかもしれないけれども、繰越明許にしてさっさとやるっていう姿勢がさ、まあ落として次の年に一年間かけてやりましょうというのは、私は気合が違うと思うんだけれども、それについてどう思いますか。 ◎都市計画課長 入曽駅周辺整備事業の中で、東西自由通路の関係と橋上駅舎の関係の設計については、基本協定を結んだ形で実施しておりますので、基本協定を年度内にやるという形で最初から進んでおります。その年度内でやるという形なので、繰越しはしないで次年度に新たなその設計に対する基本協定その2というのを結んで実施するという行程になっておりますので、当初どおりのやり方という形になります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 協定どおりなら、今年中にやってしまえばいいのでは。 ◎都市計画課長 設計を進める、協議を重ねる中でそういうような話が出てきたところでございますので、連続してという形ではなくて、とりあえず分けてやるという形にさせていただきました。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 お金は分けて、来年度は来年度の予算でやるという話になるんだけれども、削っていないと思うけれども、そうなると、繰越だって3月31日まで、令和2年度にやればいいから同じようになるかもしれないけれども、新しい基軸で、もうちょっとこの自由通路みたいなのも考えられると思う。例えば、ショッピングセンターまで行く自由通路にするだとか、もっと柔軟な考えで、今まで基本設計を見てここまでというのをもっと柔軟に、入曽が活性化できるような形で考えてもいいんじゃないかと私は思っているんだけれども、そういう余地はあるのか。 ◎都市計画課長 今回、鉄道事業者にお願いしている基本設計の内容につきましては、あくまでも概略設計の段階でございまして、概略設計を行うための地質調査であったり、測量であったり、そういうような形になりますので、本格的な全体的な設計、それについては来年度、基本設計その2という形で実施を予定していますので、その段階でいろいろな提案だとかは可能だと考えております。                                        (休憩) △議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算(※続き) △歳 入 △15款使用料及び手数料 16款国庫支出金 17款県支出金 △歳 出 △8款土木費 1項土木管理費 2項道路橋りよう費 △議案説明 ◎都市建設部次長 それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。  議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算の歳入のうち、都市建設部の所管に係る予算について、歳出8款1項及び2項に関連する主なものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の41ページをお願いいたします。初めに15款1項5目土木使用料、1節道路橋りよう使用料のうち、1番道路占用料は、道路上の電柱やガス管などの埋設物の使用料であり、3番狭山市駅東西自由通路使用料は、東西自由通路に設置した広告用つり下げパイプ7ヵ所及びショーケース2ヵ所の使用料であります。  43ページをお願いいたします。2項5目土木手数料、1節土木管理手数料、1番建築確認申請等手数料から5番開発行為許可等申請手数料は、建築確認及び開発許可などの審査・検査及び証明などに係るものであります。2節道路橋りよう手数料、1番公図閲覧等手数料は、公図や道路台帳などの閲覧や写しなどの交付に係るものであります。  47ページをお願いいたします。16款2項5目土木費国庫補助金、1節土木管理費補助金、1番社会資本整備総合交付金の住宅・建築物安全ストック形成事業費交付金は、建築物の耐震化などに係るもので、2節道路橋りよう費補助金、1番防災・安全交付金は、市道幹第19号線のほか2路線の舗装修繕工事に伴う事業費を過去の交付金実績額を考慮し計上したものであります。  49ページをお願いいたします。8目特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、幹線整備事業費交付金は、市道幹第32号線のほか1路線の舗装修繕に係る事業費を計上したものであり、公園管理作業車整備事業費交付金は、経年劣化による車両を更新するものであり、狭山市駅東口土地区画整理地内公園整備事業費交付金は、区画整理地内の街区公園整備に係る補助金であります。  51ページをお願いいたします。17款1項5目土木費県負担金、1節道路橋りよう費負担金、1番入曽多目的広場(調整池)管理費負担金は、埼玉県から管理委託を受けている入曽調整池の維持管理に係る事業費の負担金であります。  55ページをお願いいたします。2項6目土木費県補助金、1節土木管理費補助金、1番地籍調査事業費補助金は、地籍調査事業に係るものであります。  歳入の説明は以上であります。                                        (休憩)
    ◎住宅営繕課長 8款土木費、1項土木管理費中、住宅営繕課に係る予算についてご説明申し上げます。予算に関する説明書の231ページをお願いいたします。  1目土木総務費、2番施設設計管理事業費は、小・中学校、市営住宅など公共建築物における改修設計や工事監理による適切な工事や補助事業の執行を行うための事務経費となっております。以上であります。 ◎開発審査課長 続いて、同じく231ページをお願いします。  2目建築指導費中、1番開発指導事業費は、開発行為等の許可事務などに係るものであります。12-30システム保守管理委託料は、各種データの更新及び保守管理業務を委託するものであります。以上であります。 ◎建築審査課長 続きまして、同じく231ページをお願いいたします。  2番建築審査事業費は、建築基準法などの法令に基づき、申請に対する許認可事務に係るものであり、233ページをお願いいたします。12-30システム保守管理委託料の指定道路管理システム保守点検業務委託料は、建築基準法で指定した道路などを管理する指定道路管理システムの保守点検業務に係る経費であり、12-61事業関係委託料の定期報告業務委託料は、建築基準法の規定により、不特定多数の人が利用する特定の建築物などについて、定期に報告する制度が定められておりますので、その業務の一部を委託する経費であります。3番道路後退整備事業費は、建築主などに建築基準法第42条二項道路の道路後退や隅切り用地の寄附をお願いしており、それに係る分筆費用及び工作物などの撤去費用の一部を補助する経費であります。次に、4番民間建築物耐震改修等促進助成事業費は、旧耐震基準で建築された木造住宅などの耐震診断、耐震改修工事費の一部を補助する経費及び道路に面する危険なブロック塀等の撤去や撤去後の安全なフェンスなどの築造に要する費用の一部を補助する経費などであります。以上であります。 ◎管理課長 続きまして、同じく233ページをお願いいたします。  3目国土調査費の1番地籍調査事業費につきましては、国土調査法に基づく土地の測量等に係る経費を計上したものであり、令和2年度は入間川・中央3丁目地内の約10ヘクタールを調査区として予定しております。12-1測量委託料の地籍調査現地測量等委託料は、補助対象事業で、土地所有者との境界確認、現地測量及び成果簿や成果図の作成等に係るもので、12-61事業関係委託料の地籍調査附帯業務委託料は、主に補助対象事業外の業務であり、調査区境の道路測量などに係る経費を計上したものであります。  235ページをお願いいたします。次に、2項1目道路橋りよう総務費の2番道路橋りよう管理事業費につきましては、道路及び水路の管理に係る経費を計上したものであり、12-30システム保守管理委託料の道路管理システム保守管理委託料につきましては、窓口業務の効率を図るため導入したシステムのデータ更新及びメンテナンスに係るもので、12-50事務関係委託料の土地台帳整理等委託料は、法務局からの登記済み通知書に基づく土地台帳及び公図の訂正等に係る経費を計上したものであります。次に、3番道水路台帳整備事業費につきましては、道路台帳の修正及び図面の作成と水路の現況測量及び図面の作成に係る委託料を計上したものであります。以上であります。 ◎道路雨水課長 予算に関する説明書の237ページをお願いします。  2目道路維持費中、1番道路維持補修事業費は、市道のふぐあい箇所の修繕など、道路施設の維持管理に係る費用であります。10-8修繕料は、公衆トイレの修繕、水中ポンプの点検、交換、道路の舗装や道路施設等の不具合箇所の応急対応修繕に要する費用であります。12-22施設維持管理等委託料は、狭山市駅西口駅前広場のエスカレーター、エレベーター等の維持管理に要する費用であります。239ページをお願いします。3番道路修繕事業費は、舗装の状態の悪い市道について修繕工事を計画的に実施する事業であります。14-20舗装修繕工事費は、狭山市道舗装修繕計画に基づき、交付金を活用し実施する市道幹第19号線等の工事に要する費用であります。 ◎街路整備課長 3目道路新設改良費中、2番一般市道整備事業費は、都市計画道路を補完する道路などの整備に要する経費であり、12-3設計委託料は、市道幹第88号線及び市道B第313号線に係る測量設計業務に要する経費であります。12-61事業関係委託料は、市道幹第88号線の事業用地に係る樹木の伐採に要する経費であります。以上です。 ◎道路雨水課長 次に、3番道路改良事業費は、市道の交差点などの道路改良工事を実施するものであります。16-1用地取得費、21-1補償金は、入曽駅周辺整備事業に伴い、入曽駅入り口、市道B第296号線の道路用地取得費、物件補償料に要する費用であります。  次に、4目橋りよう維持費、1番橋りよう維持保全事業費は、市内の橋りょうの維持修繕に要する費用であります。  次に、5目雨水対策費中、1番水路維持管理事業費は、県から委託を受ける不老川の入曽多目的広場(調節池)や市内の水路、調整池等の維持管理に要する費用であります。241ページをお願いします。次に、2番雨水貯留浸透施設設置補助事業費は個人住宅への貯留浸透施設の設置に対し補助金を交付するための費用であり、近年の降雨状況を踏まえ、さらなる促進が図られるよう所要の予算を計上したものであります。次に、3番水路改良事業費は、市内の用排水路の改良工事に係る費用であります。次に、4番雨水対策事業費は、溢水被害の緩和や解消を図るため、不老川などの改修等について関係機関へ要請するとともに、河川などの流域対策や雨水対策等に係る費用であります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆猪股嘉直 委員 まず、233ページのところで、建築指導費の中の4番の民間建築物耐震改修等促進助成事業費の中の危険ブロック塀のところなんですけれども、今回300万円の予算を組んでおりますが、ちなみに今年度はどんな状況だったのかなと、その300万円というのがどういう根拠の下に出てきたのか、要するに今年の状況を見てからかもしれないので、お願いします。 ◎建築審査課長 民間建築物の中のブロックの関係の助成事業費につきましては、300万円ということで、撤去については上限10万円を10件分、築造工事ということで上限20万円を10件分、トータルで300万円ということで予算計上しております。今年度の実績、まだ途中、2月末までの実績になりますけれども、撤去について補助の実績につきましては、相談及びその後の補助申請という形になるんですけれども、相談件数については15件頂いております。そのうちの交付決定している合計が12件で、現在約220万円ほどを執行しているという実績になっております。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 もう一点、これは別のところなんですけれども、ちょっとどこの項目に入るのかは分からないんですけれども、道路の修繕とか補修とかそういった関係、雨水対策課だと思うんですけれども、恐らく数年以上かかっているかと思うんだけれども、笹井の志村肉屋の坂のところは、新年度、何とか予算とかは入っているのか。その辺、ちょっと進まないものでお願いしたいんですけれども。 ◎道路雨水課長 志村肉屋さんのところに関しては、今年度検討を重ねて、来年度整備のほうを進める予定ではあります。 ◆猪股嘉直 委員 当初見込みのときは、そんなに大変な工事じゃないというふうに思われて、すぐにできるかなというふうな状況だったところが、いろいろやっていったらばかなり道路に影響を与えると、大がかりな工事になりそうだったというんですけれども、おおよそどのくらいの金額になりそうなんですか。 ◎道路雨水課長 今工法についてはちょっと検討中なんですけれども、簡易な方法でできる可能性が見出せそうなので、それなりの費用で補修、修繕のほうをしていく予定でいます。 ◆猪股嘉直 委員 それでいけそうだと、要するに大丈夫だということなんですよね。例えばやった後に言うとよくないから、そこら辺は。 ◎道路雨水課長 はい。 ◆猪股嘉直 委員 分かりました。結構です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 まずは先ほどから、猪股さんから修繕の場所が出ていましたけれども、計画的な修繕をするお金が出ていましたよね。どこら辺が今年の道路の計画的な修繕になるのかしら。 ◎道路雨水課長 今回、計画的な路線としましては、5件、延長としては1,860メートルあります。1ヵ所が上赤坂地内の幹48号線、これは老人ホームのオリーブの北側になります。続きまして、狭山中央通りになるんですけれども、幹32号線、これは本田技研狭山工場の南側になります。それと幹19号線、堀兼地内になるんですけれども、これは狭山市の一般廃棄物最終処分場の西側になります。それと幹35号線、新狭山1丁目地内、新狭山公園の東側、新狭山公園通りになります。それとF第584号線、これはつつじ野地内になりまして、つつじ野団地のバス通りになります。  以上、これが計画的な修繕路線となります。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 オリンピックがあることに関連して道路の修繕も考えているという話を聞いていますけれども、バスが上がってきますし、それに関しては今回修繕なり改良なりする予定はないのでしょうか。 ◎道路雨水課長 今年度シャトルバスが通る路線で、智光山公園の前になるんですけれども、そこが非常に道路が傷んでいるということで、4,000万円の費用をつけていただきまして、山田うどんから日高市境まで道路の修繕を行わせていただきました。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 随分道路の補修のお金が減っているというのが一時期あったんだけれども、今回見るとかなり多いじゃないですか。例えば237ページの道路修繕料1億6,200万円、それから、その下の4-13道路修繕工事費2,640万円、それから、次のページにいくと、道路修繕事業費1億7,660万円ですよね。3億円どころじゃなく使いますけれども、今回の修繕に関しては、今までの傷んでいるところについてはほとんど修繕できるだけの予算費用だと考えていいんだろうか。 ◎道路雨水課長 実際、予算的には例年減っている状態です。修繕を行わなきゃいけない一定の修繕は今終えていない状態なんですけれども、限られた予算の中でなるべく工法等を検討しつつ、修繕のほうは行っている状態です。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 先ほど計画された修繕箇所がありましたけれども、オンコールでというか、突然修繕箇所が出てきたときの予算がどこに組んであるのか分かりませんけれども、どのくらいの面積というのかな、長さというのかな、カバーできるだけの予算なんですか。 ◎道路雨水課長 237ページになるんですけれども、道路維持補修事業費の10-8道路修繕料1億6,200万円、これがついているんですけれども、これは市内の建設業協同組合と単価契約を結んで、130万円以下の単価で早急的な修繕を行っています。年間約150件から200件ぐらいこの費用で修繕を賄わせていただいています。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 行(二)の方のやる修繕というのは、どの項、どういうふうにしていくんですか。 ◎道路雨水課長 237ページになるんですけれども、15-1原材料費というのがあります。この543万6,000円を使わせていただきまして、市内のU字溝の蓋とか、そういうのを交換とかという作業をさせていただいています。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 水路のところがあったんだな、241ページの水路等改良事業費2,800万円。今年度だってすごい台風が来ているし、今ちまたでは令和2年度も多くの台風が来るなんていうふうに言われたりなんかしていますけれども、水路改良はどこをどうしていくのか、今後これは計画的に見直していくのか、特にこれは水路というと第二用水とかいろいろありますから、計画性が大切だと思うんだけれども。計画的に水路の改良をしていくのかどうか。 ◎道路雨水課長 水路改良に関しましては、なかなか予算計上されないところなんですけれども、今計画的にやっているのは、水野地内の幹15号線沿いの水路、それと久保川に流れる三ツ木堀の水路改修という形で、その2ヵ所を計画的に重点的に今やっています。まさしく水路、河川が狭山市にも結構多いんですけれども、なかなかそういうところには予算がつかないので、今はそこを重点的に2ヵ所やらせていただいている現状です。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 この水路に関しては、もう何年も同じところですよね。ちょっとずつやっているから何年もかかるのも分かるんだけれども、そこだけが大変じゃないよね、溢水するところはいっぱいあるから、そしてそれは第二組合とほかの用水組合と話し合いながらやらなければならないとかがあるでしょう。だから少なくとも重要というかな、幹線水路みたいなのをきちんと分かるように設けて、そこの水路改良をやっていただきたいと思うんです。答弁できますか、部長。 ◎都市建設部長 おっしゃるように、昔は田んぼがたくさんありまして、用水組合というのがある程度その地域の中の用水路については面倒を見ていてくれたという実情があるんです。ところが、水田がどんどん減りまして水路だけが残っていると、水田をやっている農家の方も高齢化が進んで、一部の用水組合では組合員が実質1人とか、もうそういう用水組合もあるんです。そういう中で、ただその用水路が道路の排水を一部担っているという現状もあるわけです。そういうことになりますと、これは用水だから用水組合がやるんだというようなことをいつまでも言っていられないなというのを、実情としては承知しています。  そういう中で、第二用水ですとかあとは農業振興課等々と、やはり水路の管理について協議を実際にしているところはあるんです。ただ、具体的なこういうふうにやっていこうという計画がまだ決まっていませんので、それらも今後の農業用水の在り方も含めて、もうそろそろ考えなくちゃいけない時期には来ているところです。現状はそういうことだということで、我々もそれをそのままにしておいていいというふうには考えておりませんので、引き続き関係所管と協議をした上で、水路の整備については考えていく必要はあるなというふうに考えております。以上です。 ◆加賀谷勉 委員 具体的な予算計上という部分では、ちょっとはっきりしないけれども、231ページの建築指導に関する部分で、開発なのか建築なのかあれなんですけれども、いわゆる違法建築物等に関して、パトロールというのをやっていただいているというふうに認識はしているんですけれども、その辺、まず概要をちょっと教えていただきたいと思います。また、もしそれについての予算計上があるんだったら、ちょっとそれも教えていただきたいんですけれども。 ◎建築審査課長 開発及び建築、予算的にはそれぞれ分かれて開発審査事業費、建築審査事業費の中で、パトロールについては含まれていると思っております。実際のパトロールというのを定期的に月に何回行っているとか、今現在はそういう状況ではありません。通常ですと違反ではないのかとか、この建物が少しおかしいのではないかとかという情報を市民の方から頂く中で、それを現場に生かしていただいて、もしそれが違反であれば、開発、建築、複合的に絡んでいる場合もありますので、それは両課で対応しているという状況であります。以上であります。 ◆加賀谷勉 委員 そうすると、具体的にそういう違法といったらおかしいんですけれども、そういった建物があった場合には、その後の何かしら指導という部分ですか、その辺はどの程度まで含み込んでやっていただいている、違法ですからしっかり撤去なりしていただくという必要性はあると思うんですけれども、その辺はいかがなんですか。 ◎建築審査課長 実際、その個別案件でそれぞれ違うというのがあります。建築審査の場合ですと、建築の確認を取らずに建物ができてしまっていると、大きい建物ではなくて、小さい建物も含めてなんですけれども、それを知らずにというか、業者のほうからそういう説明を受けてそれでいいと思っていたと、それが仮に周りの方から、あれは手続していないんじゃないですかという中で、出た場合なんですけれども、そういう場合につきましては、手続違反ということであれば、それをそのまま手続していないからその建物が全部違反で、一回撤去しなさいということにはならないと思います。実際は、その建物が本当に建築基準法に合っているかどうかというのは、建て主なり事業者にまず確認していただくと、その後で注意という形になると思います。ただ、市街化調整区域の場合は、市街化区域と違い、まず建つか建たないかという中で、仮に簡易なものであってもそれが立地できないものであれば、原則的には撤去していただくという指導になると思われます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 231ページ、建築審査事業費が半減していますが、これはどうしてか。 ◎建築審査課長 建築審査事業費、昨年度と比べて減額した内容なんですけれども、先ほど申しました指定道路管理システムの機器の導入及び機器自体のシステム改修を行った経費を今年度計上しまして、それは1年限りということになりますので、来年度につきましてはその分の500万円ぐらいが減少しているという形になります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうしますと、233ページの13-1のシステム使用料だけでよくなるわけですけれども、現実にどういう点が改良されてこういう使用料だけでいいんですか。どういう改良がなされたんですか。 ◎建築審査課長 建築審査の指定道路管理システムにつきましては、まず事務機器につきましては、Windows10に対応するための機器の購入という形で、5年に1回の買い取りになりますので、それを計上させていただいたと、あと審査のシステムにつきましては、これまでの従前の本当の道路だけではなくて、屋外広告物の関係とか、そういう同じフォーマットで使えるシステムを新たに導入したということで、それを今年度導入しているという形になります。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 では、次にいきます。  3道路後退整備事業費です。この積算根拠というのは、どうなっているんですか。どこをどういうふうに考慮してこの積算になったんだろうか。 ◎建築審査課長 道路後退整備事業費につきましては、本年度と同額の1,250万円を計上させていただいております。過去3年間の平均でいきますと、1,200万円ぐらいの予算を執行しているという中で、分筆手数料につきましては、これも過去3年間を見ますと40件ぐらいを執行しています。工作物についても20件ぐらいを執行しているということで、合わせてそれぞれ860万円と390万円ということで、1,250万円という形で予算計上させてもらっています。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 県道の中新田線かな、あそこの後退は計画的にというか、優先的にやってきたと思うんだよね。あとはもう二項道路の小さいのを積み重ねて40件ということなのかしら。狭山市においては、計画的に後退をしてもらっているというところはないんですか。 ◎建築審査課長 道路後退整備事業費につきましては、4メートル未満の道路について、建築行為等があった場合に建築主に対して後退をお願いして、それに係る経費を一部補助するという制度になりますので、計画的にどの路線をという道路改良工事とは異なるものと認識をしております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、道路改良工事の場合、後退があったとしてもここの予算を使うわけじゃなくて、それは改良費から出ていくということでいいんですか。 ◎建築審査課長 申し訳ありません、ちょっとその辺の道路改良工事費についての場合に、4メートル未満の道路を改良工事する場合に、今現在の補助事業は執行していません。使っての道路改良はしていないと、あくまで建築行為が発生した場合の自主的後退について、個人の申請に基づいてやっているという形になります。以上であります。 ◎道路雨水課長 後退の舗装に関しては、管理課で寄附採納を受けた後、道路雨水課のほうに来まして、道路修繕料を使って舗装をかけています。以上でございます。                                        (休憩) △歳 入 △15款使用料及び手数料 16款国庫支出金 17款県支出金 22款諸収入 △歳 出 △8款土木費 3項都市計画費~4項住宅費 △議案説明 ◎都市建設部次長 それでは、歳入につきましてご説明させていただきます。  議案第16号 令和2年度狭山市一般会計予算、歳入のうち、都市建設部の所管に係る予算について、歳出8款3項及び4項に関する主なものについてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の41ページをお願いいたします。15款1項5目土木使用料、2節都市計画使用料のうち、1番公園占用料から3番行為許可使用料は公園に係る占用料や使用料であり、3節住宅使用料のうち、1番市営住宅使用料は市営住宅16団地の家賃であります。  47ページをお願いいたします。16款2項5目土木費国庫補助金、3節都市計画費補助金、1番社会資本整備総合交付金の都市再生整備計画事業費交付金は、入曽駅周辺整備事業の東西自由通路の設計や事業に必要な道路の用地取得に係るものであり、身近な生活道路の安心・安全を確保する市町村道の整備事業費交付金は、都市計画道路笹井柏原線の道路改良工事に係るものであり、地域の魅力と活力を高める市町村道の整備事業費交付金は、都市計画道路狭山市駅加佐志線の用地取得に係るものでございます。2番防災・安全交付金の通学路安全対策の推進事業費交付金は、都市計画道路笹井柏原線の用地取得に係るものであります。次に、4節住宅費補助金、1番社会資本整備総合交付金の埼玉県市町村全域地域住宅計画事業費交付金は、既存の市営住宅の改修工事等に係るものでございます。  57ページをお願いいたします。17款2項6目土木費県補助金、2節都市計画費補助金、1番身近なみどり市町村支援事業費補助金は、斜面緑地の間伐などによる樹木の更新に係るものであり、2番里山・平地林再生事業補助金は、斜面緑地の枯れ木の除去や草の刈り払いに係るものであります。  71ページをお願いいたします。22款6項4目雑入、1節6番土木雑入のうち、狭山市駅東口土地区画整理事業清算徴収金は、清算徴収金分割納付2年目である清算徴収金を計上したものであります。  歳入に関する説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ◎都市計画課長 8款土木費中、都市計画課の所管に係る歳出予算のうち、3項1目2目の主なものにつきましてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の243ページをお願いいたします。3項1目都市計画総務費中、2番都市計画管理事業費は、都市計画及び市街地整備等の事務に係るものであります。12-50事務関係委託料は、都市計画基本図の更新業務と都市計画に関する調査及び土地に関する都市計画情報の照会に対応するために導入している都市計画支援システムの更新業務に要する経費であります。22-40償還金は、狭山市駅西口再開発事業に係る費用を独立行政法人都市再生機構から借入れしたことに伴う償還経費であります。次に、3番狭山市駅土地区画整理事業管理事業費は、土地区画整理事業に伴う清算業務や事務所に係る経費などに要する経費であります。12-2調査委託料は、事務所解体に伴う周辺家屋の影響調査に要する経費であります。245ページをお願いいたします。14-11舗装改良工事費は、事務所跡地利用に伴い、歩行者用通路の整備に要する経費であります。  次に、3項2目都市基盤整備費中、1番入曽駅周辺整備事業費(総合戦略事業)は、入曽駅周辺の安全性や利便性を高めるため、駅前広場の整備や駅周辺の活性化に資する民間施設の誘導などを内容とする新たな拠点づくりを進める事務に係るものであります。12-1測量委託料は、入曽駅西側の区画道路の設計に必要となる測量作業に要する経費であります。12-3調査委託料は、駅西側の区画道路の設計に要する費用であります。14-12排水改良工事費は、入曽駅東側の区画道路に埋設する雨水管の整備に要する経費であります。18-1負担金は、入曽駅橋上駅舎、東西自由通路整備に係る基本設計に要する経費を鉄道事業者に負担するものであります。2番狭山工業団地拡張地区基盤整備事業費は、圏央道狭山日高インターチェンジ周辺の狭山工業団地に隣接する2地区において、土地区画整理組合及び民間事業者により実施される産業基盤整備の支援に要する経費であります。以上で説明を終わります。 ◎街路整備課長 次に、3項3目街路事業費についてご説明申し上げます。  244ページから247ページをお願いいたします。併せまして、事前に配付をさせていただきました狭山市駅加佐志線整備事業用地取得状況図、狭山市駅加佐志線整備事業用地取得状況及び進捗率及び笹井柏原線整備事業用地取得状況図、併せまして、笹井柏原線整備事業用地取得状況及び進捗率の表をご確認ください。  1番街路管理事業費中、247ページにあります16-1用地取得費は、狭山市土地開発公社の解散に向け先行取得された市道幹第9号線及び都市計画道路菅原富士見台線道路事業用地の買い戻しに係る経費であります。2番狭山市駅加佐志線整備事業費は、狭山市駅東口土地区画整理区域境から東京狭山線までの延長930メートルの整備に向け、昨年度から4億2,810万4,000円増額し事業を推進するものであります。12-1測量委託料は、雨水排水施設を設置する用地の測量に要する経費であります。12-2調査委託料は、雨水排水施設を設置する用地の取得に伴う物件補償の調査に要する経費であり、12-3設計委託料は、雨水排水施設の設計に要する経費であります。16-1用地取得費は、道路等の整備に必要な用地を取得するための経費であり、21-1補償金は、用地取得に伴う建物及び工作物などの物件移転補償に要する経費であります。3番笹井柏原線整備事業費は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの延長590メートル及び工業団地日高線から東京狭山線の一部区間、延長約420メートルの整備に向け、昨年度より事業費を1億8,768万6,000円増額し事業を推進するものであり、12-4調査設計委託料は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの区間における雨水排水施設の設計に要する経費であり、14-10道路改良工事費は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの一部区間における雨水排水施設の設置及び工業団地日高線から東京狭山線間の一部区間の整備に要する経費であります。16-1用地取得費は、国道407号から上広瀬土地区画整理事業区域境までの区間に係る整備に必要な用地を取得するための経費であり、21-1補償金は、同区間の用地取得に伴う工作物等の物件移転補償に要する経費であります。説明は以上であります。 ◎都市計画課長 続きまして、都市計画課所管に係る予算のうち、3項4目公共下水道費につきましてご説明申し上げます。  247ページをお願いいたします。1番公共下水道事業費は、公共下水道事業に係る事業費の一部を一般会計から負担するもので、下水道事業会計への負担金及び補助金であります。以上で説明を終わります。 ◎みどり公園課長 同じく247ページの5目緑地保全費中、1番緑地保全管理事業費は、斜面緑地の管理や保存樹木の管理に係る助成金に要する経費であり、12-22施設維持管理等委託料は、公有地化したふるさとの緑の景観地及び柏原、広瀬、笹井、稲荷山の斜面緑地の除草や樹木剪定などに要する経費であります。249ページをお願いいたします。2番緑地指定公有地化事業費は、市内に残された緑地を公有地化し、恒久的に保全するための経費であり、16-1用地取得費は、堀兼・上赤坂公園周辺の保全する必要性の高い山林を取得するために要する経費であります。お配りいたしました資料の1枚目をお願いいたします。堀兼・上赤坂公園周辺取得予定地の図面となっております。この図面の堀兼・上赤坂公園の南側にある取得予定地Aがここになります。ここの山林を取得することによって、堀兼・上赤坂公園南側の用地全てが公有地化され、緑のトラスト9号地の緑の森として一体的に管理することができます。それでは、説明を続けさせていただきます。249ページの3番斜面緑地樹木更新等事業費は、斜面緑地の樹木の更新を図る事業に要する経費であり、12-61事業関係委託料は、公有地化した斜面緑地において過密化した樹木の萌芽更新を図るため、間伐等を実施するための経費であります。  次に、6目公園費中、251ページの2番公園管理事業費は、市内199ヵ所の公園のうち、智光山公園を除く街区公園や河川敷公園などの維持管理及び指定管理に要する経費であり、10-8修繕料は、各公園に設置してあります照明やトイレなどの便益施設、遊具等や維持管理に要する作業機械や車両などの修繕に要する経費であり、253ページの16-1用地取得費は、堀兼・上赤坂公園の来場者の利便性を向上させるために、公園近隣の用地を駐車場用地として取得に要する経費であります。先ほどの資料の1枚目を再度お願いいたします。これは堀兼・上赤坂公園の西側にある取得予定地が対象となっております。この場所は公園の入り口の真正面となっておりまして、現状でも砕石となっている場所でありまして、公園利用者の利便性を向上させるために必要となる土地となっております。それでは、説明を続けさせていただきます。253ページの3番智光山公園管理事業費は、智光山公園の管理に要する経費であり、13-60指定管理料は、テニスコート、子ども動物園、釣場、都市緑化植物園の施設を含む公園全体の指定管理に要する経費であります。次に、4番身近な公園整備事業費は、狭山市駅東口区画整理地内の公園整備に要する経費であります。お配りいたしました資料の2枚目をお願いいたします。狭山市東口区画整理地内の公園につきましては、平成29年度に緑色で囲まれている下側の祇園公園、東口の自転車駐輪場の東側になりますが、祇園公園が平成29年度に完成しました。その後、平成30年度に三柱神社の南側の下窪公園が完成しました。このたび整備予定公園ということで、赤色で囲った部分であります。ここは旭町のガードから南に1本行ったところとなっております。高低差が3.5メートルある土地で、有効活用したいと考えております。それでは、説明を続けさせていただきます。253ページの6番運動公園等整備事業費は、スポーツ振興くじ助成金を活用して、老朽化した新狭山公園テニスコートの人工芝張り替えに要する経費であります。説明は以上であります。 ◎住宅営繕課長 続きまして、住宅営繕課に係る予算の主なものについてご説明申し上げます。  説明書の255ページをお願いいたします。4項住宅費1目住宅管理費、2番市営住宅管理事業費は、市営住宅16団地の施設の維持管理に係るもので、消防設備やエレベーターなどの保守点検や市営住宅の敷地管理、建物の構造、建築設備の定期点検などに係るものであります。続きまして、3番既存市営住宅改修等事業費は、高木の植栽管理や給排水管改修工事などにより、市営住宅の居住環境の維持向上及び建物の長寿命化を図るための費用でございます。257ページをお願いいたします。14-4住宅改修諸工事費中、市営住宅団地各種改修工事費の中の外壁等改修工事費は、上ノ原団地77号棟の外壁等の改修工事を実施するものであります。説明は以上となります。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 忘れないうちに住宅について聞きますが、市営住宅は歳入2本あったような気がするんだけれども、歳入でいかほどになりますか。 ◎住宅営繕課長 大きなものといたしまして、5目3節の市営住宅使用料の2億300万円、それから2番の市営住宅駐車場使用料で517万4,000円を計上させていただいております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 県の補助金はなかったっけ、負担金、3,200万円。 ◎住宅営繕課長 失礼いたしました。  47ページをお願いいたします。16款2項5目土木費国庫補助金の4節社会資本整備総合交付金、こちらが3,261万5,000円となっております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、トータルで幾らになりますか。 ◎住宅営繕課長 2億4,078万9,000円の予定となっております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今年度の住宅費は、市営住宅管理費も含めて住宅費を全部見てみますと、1億6,709万7,000円ですよね。そうしますと、本年度は皆さんから頂いた住宅費、県から頂く住宅費よりも少ない金額で市営住宅を管理運営、修繕していくということになりますが、それでいいですか。 ◎住宅営繕課長 このほかに、鵜ノ木団地の借りていたお金の返却、公債費の返還がございまして、そちらが約1億2,000万円ぐらいございますので、そちらのほうを足し込むと2億8,000万円ですので、入りの金額では足らずに、一般会計のほうから持ち出しているような状態になっております。以上です。
    ◆高橋ブラクソン久美子 委員 私の記憶が正しければ、ストック計画を作ったときに、鵜ノ木団地を新しくするときに、上諏訪団地と榎団地を売却した代金を公債費に充てるというふうになっていましたよね。それがあってとんとんになるから、これは財政的な持ち出しは一切なくてやるんだという話になっていたんです。今公債費を歳出の中に入れるというのは、そもそもの考えとは違うんじゃないですか。伺います。 ◎住宅営繕課長 当初予定していたもの、そちらの市営住宅として利用を終えた土地につきましては、上諏訪団地につきましては、武道場の建設費として今活用してございます。また、榎団地につきましては、この間委員会のほうに示させていただきましたが、新たな活用がありまして、基本的にそちらのほうで使っている状態でございまして、こちらはまた再度ああいう土地を購入するとなるとかなりの金額になりますので、こちらのほうにちょっと含めていない状態です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 何遍も言うようですけれども、狭山市の建設環境委員会では、市営住宅について、それから空き家についていろいろ検討したりなんかして、提言も出したりしていますが、少なくとも私の記憶の中では、売却益を公債費に充ててそれでとんとんになると、実際のところ3億円分武道館に使われてしまったりしているかもしれない、でも榎団地のところは売るわけでしょう。そうしたら、私やっぱり、古いところはほとんどのところが減価償却しているんですよね。そういうところに修繕費とか新しい改良費とかを使ってほしいと思うんですけれども、そういう考えは一切なかったのかしら、部長。 ◎都市建設部長 高橋委員から、私都市建設部に来てから、この質問は毎回当初予算のときには頂いているんじゃないのかなと。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 いいえ、去年は言わなかった。 ◎都市建設部長 そうですか。いわゆる住宅使用料、要するに公営住宅に係る歳入については、支出のほうでその分ぐらいは使うべきだというお話だと思います。それは確かにおっしゃることも十分理解はするわけなんですけれども、そういう中で、我々としても、少なからず老朽化した市営住宅は改修の必要があるということで、予算要求をしていないわけではないんです。ただ、全庁的な非常に財政状況が厳しいという部分もある中で、なかなか要望どおりに予算がつかないというのが事実だと思います。公債費で新しく建てた市営住宅の部分は、確かに担当課長が申し上げましたけれども、今回も公債費1億3,000万円ぐらいの公債費が組まれていると思いますけれども、それを収入の中からということも、過去のいろんな理屈からいうと、ちょっとその辺は考えなきゃいけないところはあるんだとは思います。ただ、そういう中では、我々も老朽化した市営住宅を長寿命化計画に沿ってやっていきたいんだという主張は常々していますが、全庁的な考え方の中では、予算を削減されているというのが現状だということでご理解いただければと思います。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 ちっとも理解できないからもう一度言いますけれども、老朽化がとても進んでいなかったら何も言わないし、新しく入る人の数がすばらしい、いつでもいっぱいになっているような状況だったら私は何も言いません。ただ、先ほどもあったように90戸も空いていて、昭和45年の建物を復旧させるだけで、そういう団地だったら誰も入らなくなってしまうでしょう。そうしたらやっぱりきちんと、少なくとも頂いたものは、2億3,000万円だったか4,000万円だったか、全部使っていくような予算にしてもらいたいと私は願うし、金がないなんていう言葉は、財政課はいつでも言うものです。だから、それに負けないでもらって、ちゃんと具体的な資料を出して折衝してほしいと願います。これについてはこれでおしまい。 ◆猪股嘉直 委員 住宅のところをやっていたので、資料請求をしていたので、準備ができていれば、狭山市内にある市営住宅の全部の住宅名と、完成して入居が始まったときの年度と、戸数と今現在どれだけ入っているか、空いているのが幾つかというような一覧表をお願いしていたので、それをお願いします。 △(猪股嘉直委員要求の資料提出) △市営住宅一覧 △資料説明 ◎住宅営繕課長 今お配りしたのは、全市営住宅を網羅しております。1番から16番、16団地ございまして、上のほうから建設年度の古い順で並べております。この中で、まず団地名がありまして、それから竣工年月日、それから階数と管理戸数、それでその隣に空き家戸数となっております。全体の管理としましては807戸で、2月1日現在になりますが、92戸空いております。10番から上のところがお風呂が当初からなかったところでして、12番の柏団地、13番のさくら野団地、15番の柏原団地、16番の鵜ノ木団地がエレベーターを整備してある住宅となっております。簡単ではありますが、以上です。 △資料質疑 ◆猪股嘉直 委員 資料をどうもありがとうございます。  ちょっと見ればお分かりかと思いますが、やはり相当古いものが、傾向としては空き戸数が多いというふうに見受けられます。一律には言えないですけれども、6戸空いていたり、7戸空いていたり、10戸空いていたりというのが上のほうにあるということだから、やっぱり古くなったものがなかなか人気がないというか、あと高いところにある上ノ原なんかも空いているかなというふうに思うんですけれども、この間、住宅の問題で幾つか私のところにも相談に来て、住宅営繕課にも相談して、それでいろいろと動いていただいているという経過があります。一つは、例えばネズミが出たとかムカデが出たとかというようなことが事例としてあって、それでムカデについては市のほうで対応してくださると、ネズミについては個人でやっていただくというふうなことがあって、ただ、そうなるとそういうふうないわゆる個人と市との責任分担表みたいなものがあって、それに基づくとそうだよという話なんだけれども、今もう十分ご承知のように、この団地についてはご高齢の方々が非常に比重として多くなっているという中では、一定そういうパンフレットの見直しも必要なんじゃないかなと、今まではネズミは自己責任というふうになっていても、対応できなくなってきている年齢にもなっているし、そういう点から見ると、その辺の見直しというのは必要なんじゃないかなと一つ思っていますが、その辺についてはどうですか。 ◎住宅営繕課長 ちょっとネズミのことについてお話しさせていただくんですが、お話を住民から頂いたときに、私どもも状態を把握するとともに、管理人とのやりとりの中で、今後どうしようかという話がございました。その中で、管理人としては基本的に生活環境の改善ということをやるということで、まず各住宅にネズミ捕り器をつけてもらったりしていただいて、結局は今のところ駆除できているんですが、もしそれでも止まらない場合は、ある程度私どものほうでも、そこの管理人と一緒に処理なり何なりというのは対策していかなきゃならないだろうということで、正月ぐらいにそれぐらい思っていまして、それから今とりあえず落ち着いたものですから、今こういう状態になっているんですが、最終的に皆さんがお困りになるような状態になった場合には、うちのほうも踏み込んで駆除なり何なりということはしていくことは考えております。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 どうもありがとうございます。そういうふうな視点で前に作られたそういったパンフレットというのは、やっぱり年月も経ているので、その時点での見直しというのは、ネズミに限らずですけれども、必要ではないかというふうに思いますので、その点お願いしたいということと、それからもう一つは、今回議案の中で、できるだけたくさんの方に入っていただこうというような議案も準備されていたわけですが、ここの数字でも分かるように、10%を超える戸数が空いているという現実があるわけなので、そこら辺について今後の市営住宅の狭山市としての政策を考えていく必要があるのではないかというふうに思います。この間、上諏訪団地と榎団地があそこの鵜ノ木に移られて、その点では、入られた方何人かとお話をする中で、非常に喜ばれているんですけれども、今後のそういった計画というのは、特に広瀬団地の昭和46年、1971年ですから49年という計算かな、半世紀というようなところもありますし、その辺のところについての今後はどのようにお考えになっているのか、相当古い部分、どうでしょうか。 ◎住宅営繕課長 昨年、第2次狭山市長寿命化計画を作らせていただきまして、その中では、法的には70年もたせるようにということで国から指導がございますので、それに向けて改修の工事は進めていきたいと思います。ただ、20年あるといってもすぐ来るものですから、そちらのことは次回の長寿命化計画の改定なりで、新たな建て替えなりの方向は探っていくようなことになると思います。以上であります。 ◆猪股嘉直 委員 でも、やっぱり広瀬団地、水富団地なんていうのは、広瀬は一度外壁なんか、割と数年前だったかな、やったような気がするんだけれども、特に水富団地は非常に古いというイメージしかないんです。そういうところは幾つかあると思うので、今の若い人たちの思考からいくと、なかなか入りましょうというふうにはなりづらいものがあるのではないかと、もちろん収入とか生活に困ってどうにもならないという場合は、それはそれでも入り込むだろうとは思うけれども、これを見ているとやはり戸数は結構空いていますので、そこら辺はもう少し考えていただきたいなというふうに、これは要望だけで結構ですので、しておきます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 市営住宅に関して言えば、先ほど使用料まで使っていないんじゃないかと、それから県からの負担金を使っていないんじゃないかというところで、実はお年寄りから話があって、上から下に移った。そうしたらお風呂がなくて、そのお風呂は自分たちでつけてくださいと言われて、また30万円もかかるから大変だという話です。お金が潤沢にあるんですから、今新しいところに入るときにはお風呂をつけてくれるんだから、そんなのは取らないでつけてあげればいいと思うんだけれども、どうしてお風呂のお金を取らなければならないんですか。 ◎住宅営繕課長 昨年度より入居の際には全てうちのほうでつけるようにはしているんですけれども。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 移ったときよ。4階から1階に移ったときに、1階でもってなかったら、自分でつけて住宅費に入れてくれと言われていると、笹井団地の人が言っていましたけれども。 ◎住宅営繕課長 ちょっとそれは確認させてください。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もしそういうことがありましたら、お年寄りで下に来なくちゃ動けなくなるような人がいましたら、お風呂がなかったらそれは市がつけてやってください。これも要望しておきます。 △議案質疑(続き) ◆猪股嘉直 委員 245ページの入曽駅周辺整備事業費、これは明日所管事務調査でやるというふうなことなので、1点だけ負担金のところで、入曽の橋上駅舎の問題と東西自由通路の設計負担金が、これは西武鉄道の側にお支払いするというようなことで説明があったと思うんですけれども、狭山市駅の西口の整備のときにも橋上駅舎や自由通路の建設はあったわけですが、全体工事だと思うんですけれども、一定の額は西武鉄道にも支払いがあったかと思うんです。今回の説明の中では、入曽駅については橋上駅舎と自由通路については全額狭山市負担というふうになっているんですけれども、その辺の違いというのはどうなっているのか、お願いします。 ◎都市計画課長 狭山市駅と根本的に違うところは、入曽駅については、バリアフリー化が進んで完了をしちゃっているということなんです。覚書の段階でもその形で、請願駅という形で実施させてもらっている形で覚書を組んでおります。そういう流れからして、基本的に鉄道事業者のほうでグレードを上げること以外については、狭山市で負担をするというような取組になると、そういう形から、今回の設計についての負担金も、基本的には西武鉄道にそのままお支払いするという形になります。以上です。 ◆猪股嘉直 委員 ルール上はそうなんだよということなんだけれども、住民感情としては、なかなかそれは納得のしづらいところもある人も多いわけですよね。そこら辺でやっぱりもっと住民の声を聞いてもらいたかったというのが率直にあるので、そこら辺は、これを言うだけにしておきますが、そういう声があるということだけはここでは押さえておきます。  それから、次のところにいきますが、247ページになりますが、公共下水道費の下水道事業に9億2,500万円の下水道への負担金というのかな、これは昨年度は10億円だったんじゃないかというふうに思うんですが、これはどういうことか、理由についてお願いします。 ◎都市計画課長 公共下水道の負担金につきましては、上下水道部から財政課のほうに予算の負担金をしてほしいというようなものを出していただいて、それが都市計画課のほうに請求されるというか、予算化してくれというような形で来るものですから、内容については、細かい部分は上下水道部のほうから答えるような形になると思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆猪股嘉直 委員 それは、では上下水道のところでやります。  それと、あと251ページになります。公園管理事業費、この間、例えば遊具とかが非常にさびついてどうにもならないよとか、あるいは住民の方から公園の椅子が壊れていて大変だと、ひっくり返りそうになったというようなケースとかが私のところに来て、みどり公園課にお話をしてすぐに動いていただいて解決していただいて、本当に喜んでいるわけなんですけれども、そういうものが住民もやっぱり狭山市のものなんだから、自分たちも使うし自分たちも目が触れるわけだから、気がついたらばそういう情報をくれるということは非常に大事なことなんだけれども、やっぱり課としても、あるいは市としてもそういう情報を早くつかむ方法というか、考えていかなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、その辺についてはどうなっているのかお願いします。 ◎みどり公園課長 公園の遊具につきましては、毎年点検業務を委託しておりまして、その結果、危険箇所についての補修をしております。また、この点検時や現業職員による公園内の除草や樹木の剪定作業時に、遊具以外のベンチなどの休養施設の劣化を発見した場合には、職員によって補修をさせていただいております。ただ、ここ数年気温が高い日が続きまして、現業職員の作業効率が下がったり、台風や豪雨の影響で作業量が多くなっております。そういう理由がありまして、それぞれの公園の作業頻度の間隔がちょっと長くなってしまっていますので、職員が確認する前に市民の方々から連絡を頂くということがあるということになっております。市民の方からの連絡というのも、直接連絡を頂くこととか自治会長さんを通してとか、あとは議員の皆様方を通して連絡を頂くことが非常にありまして、うちのほうの職員だけでは見渡すことができませんので、そういう連絡を頂いてすぐに直せるということは非常にありがたいことですので、今後もそういうシステム、そういうことをやりながら、市民の皆様方と一体管理というような形で公園を使っていきたいと考えております。以上となります。 ◆猪股嘉直 委員 そのとおりだと思うんです。ずっと定期的に見られるような体制であるならば一番いいわけだけれども、なかなかできないというのはもう私も分かるつもりなので、あとはそのことを発信していただくというか、広報を使ったりなんかして、狭山市の公園をみんなで守ろうというような市民への発信なんかも考えていただくとか、何らかのそういう方法を考えていただければと思います。そんなところで。 ◆大島政教 委員 幾つかお願いします。  まず最初に、加佐志線からいこうかな。加佐志線の地図で、まず、狭山市駅から来たところの突き当たりの土地、緑の部分は、これは来年度の契約はできるわけですか。 ◎街路整備課長 今ご指摘のありました狭山市駅寄りのほうのこちらにつきましては、令和2年度の取得という形で予定をさせていただいております。地権者さんのほうとは正式な協議まではいっておりませんが、事業についての説明ですとかについては折を見てお話をさせていただいておりますので、令和2年度に本格的に交渉のほうに臨んでまいりたいと考えております。 ◆大島政教 委員 そうなると、これから進めると、こっちのほうの今度は大型商業施設のほうの駐車場のところは可能になるわけ。 ◎街路整備課長 こちらの大型商業施設の裏側につきましては、これまでも議会を初め、地域の皆様方からも早期の整備というふうなご要望も頂いておりまして、これまでも地権者さんとの調整の中で、令和2年度より取得のほうに入らせていただくということで協議も進めてまいりました。今年度、ここについて集中的にといいますか、用地取得も含めまして進めさせていただくとともに、商業施設の裏の少し西側になりますが、高低差の大きなところについての擁壁工事ですとか、粗造成的なことで工事のほうにも取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆大島政教 委員 今それについては分かりました。  その次の水色の部分、水色の部分がどっちもあるんだけれども、この部分はどうなんですか。令和元年度繰越し予定ということは。 ◎街路整備課長 こちらにつきましては、契約のほうはさせていただいておりますが、まだ工作物等の移転が完了しておりませんので、引渡しを今待っている状況になっております。ここで繰越しをさせていただきまして、早期に工作物等の移転がなされた時点で引渡しのほうを受ける予定で調整をしております。 ◆大島政教 委員 商業施設のほうのあそこの、名前は言えないけれども、こっちのほうの今あれは撤去して、壁のほうは随分きれいになってきたと思うんだよね、塀のほうは。 ◎街路整備課長 こちらにつきましても、ご覧いただいているかもしれませんが、随分樹木等を中心に除却のほうを始められておりますので、それにつきましては、随時進捗の状況を見ながらまた確認させていただこうと思っておりますし、地権者さんのほうとも協議については整っておりますので、その状況を見て引渡しのほうを受ける予定になっております。 ◆大島政教 委員 今度はその隣、赤いのがあるよね、小っちゃい赤いの。これはこの土地だけを購入したのか、それとも一画全部購入したのか、その前のほうの店のほうも。 ◎街路整備課長 こちらの赤く印をさせていただきましたところについて、取得をさせていただいております。 ◆大島政教 委員 この部分だけ。 ◎街路整備課長 裏側の建物については、そのまま残っております。 ◆大島政教 委員 残っているのね。この部分はもう購入してあるからいいんだよね。その隣の公共用地というのがあるよね、黒い部分の次。公共用地で道路の三角の部分があるでしょう。ここは今施設が使っているよね。どうしてあの施設だけあそこを使っているわけ、施設として使っているような雰囲気だけれども。 ◎街路整備課長 こちらの施設につきましては、令和2年度に取得させていただく予定で、協議のほうを進めさせていただいております。こちらの水色のところにつきましては、道路等公共用地になっておりますので、現況道路とあとは一部東跡地の隅のほうを集めている部分になります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 247ページ、16-1用地取得費です。土地開発公社のところを買い上げるんですよね。場所、9号用地といったって、昔の幹第9号なんだろうけれども、これだって長いからどこか分からないし、私はっきり言ってあそこら辺の用地なんて分からないし、菅原富士見台線の用地取得も、これも私が入る二十何年も前の話で、どこをどう買うのか分からないけれども、これについてもし図みたいなものが出るんだったらすぐ欲しいんだけれども、大丈夫でしょうか。 ◎街路整備課長 場所につきましては、まず幹9号線というふうに…… (「いや、資料を出せるかと」と言う者あり)                                        (休憩) ◎街路整備課長 図面のほうにつきまして、用意をさせていただきたいと思います。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 用意してから。 ◆大島政教 委員 245ページで、入曽駅周辺整備事業の中で、聞き落としたかもしれないんだけれども、用地取得費が1億円あるよね。これはどこの道路。 ◎都市計画課長 東口側のJAの駐車場のところが1ヵ所です。それとあと西側の道路の拡幅の部分、合わせて2ヵ所。 ◆大島政教 委員 これは明日のあれで資料は出ているか。 ◎都市計画課長 出ていないです。では、用意します。 ◆大島政教 委員 では、そのときにまた質問すればいいわね。それでは、資料だけ要求しておきます。  それから、次、東口区画整理地内整備予定公園平面図の中で、これは道路なの、何なのこれは。 ◎みどり公園課長 ちょっと図面を縮小したので見づらくなっているんですけれども、説明のためにここからここまでが何メートルとか、そういう説明のための引き出し線となっておりまして、道路は西側の太い線と北側の横の線、あと東側の縦の線、その3方向に面しているということです。 ◆大島政教 委員 では、中のこれは何なの。 ◎みどり公園課長 中のこれは、遊歩道を造る計画ということです。失礼しました。 ◆大島政教 委員 これはそういう意味なの、公園の中に何か道路を造るのかと思った。 ◎みどり公園課長 遊歩道です。 ◆大島政教 委員 遊歩道ね。分かりました。  それからもう一つ、今度は堀兼・赤坂の取得用地で、この用地Aを買ったらこの一画は全部市有地になるということ、何かそんな話だったけれども。 ◎みどり公園課長 そのとおりで、取得用地Aの西側も東側も既に公共用地、県と市と半分ずつ買っておりまして、ここの1ブロック全てが公有地化されるということになります。 ◆大島政教 委員 それの県と市とどこが購入しているかという図面は出るか。 ◎みどり公園課長 今回の取得予定地Aというのも、市と県とで半分ずつ購入する予定ですので、ここの1区画を縦に分筆して、右なり左なりが県、反対側が市という形で購入する予定となっております。ですから、今まで買ってきたところも全てそういうふうになっていますので、かなり細かく分筆されているというのが現状です。 ◆大島政教 委員 それはいいけれども、ただ、ここを全部購入しましたよという表。 ◎みどり公園課長 では、県と市じゃなくて、公有地はここですというので。 ◆大島政教 委員 そういうことでいいよ。出したら、全部できるわけでしょう、この間の部分が。一応見られるよね。この部分だけだとちょっと分からないから、とりあえずこういうふうに全部、全体を見せてもらえば、もう少し。 ◎みどり公園課長 準備させていただきます。ちょっとお時間を頂戴してよろしいでしょうか。カラープリンターでちょっと印刷してきますので。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 245ページ、2狭山工業団地拡張地区基盤整備事業費8万1,000円。8万1,000円で何をするんですか。もう事業は終わって、まち開きか何かができるんだろうか。 ◎まちづくり推進担当課長 こちらの基盤整備事業費8万1,000円につきましては、旅費や図書購入費ということでして、実際の具体的な内容といたしましては、工事を民間事業者のほうが行いますけれども、工事の実施に当たりまして、県を初めとする関係機関との調整などが必要となります。その調整の支援を市として行ったりですとか、近隣住民への対応の支援などを行う過程でこの8万1,000円を計上させていただいております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 課長を初め、職員はいるんだろうけれども、そんなのだったら、ほとんどもう事業は終わったから店じまいの支度もそろそろ始めたり、私たち視察に行きたいなと思ったりなんかしているんですけれども、その工事の状況並びに事業の完成のめどというのはどうなっているの。 ◎まちづくり推進担当課長 現在の工事の進捗状況につきましては、両地区とも道路をはじめとしました各種都市基盤施設の整備を進めているところでして、東側の柏原鳥之上地区につきましては、進捗状況は約3割でございます。工事の完了としましては、令和2年中を目指しております。また、西側の上広瀬西久保地区につきましては、進捗率が約8割に到達してございまして、令和2年の4月、来月の工事完了を目指しております。しかしながら、都市基盤施設の工事は完了するんですけれども、その後実際に3社、昨年進出企業が決まりましたので、そちらの建築工事のほうも来年度には始まるということを見込んでおりますし、操業開始につきましては、令和3年度というふうに目指しているということは伺っているところでございます。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 では、基盤整備というか、道路も埋設物ももう4月中にはできてしまうということですね。こっちの広瀬に関して言えば。 ◎まちづくり推進担当課長 委員のおっしゃいますとおり、4月に各種基盤整備工事の完了を予定しております。以上です。 ◎都市建設部長 1点、補足させてもらっていいですか。実は、狭山工業団地の拡張事業につきましては、本当にいい事業で、市があまりお金を使わないで業務代行がやっていただけるというようなシステムでやっていますので、予算がこういう8万円とかになっちゃっているんですけれども、そういう中で、実は今年度、令和元年度に、ご承知だと思うんですけれども、実は担当の名前も変えたんですよ。今までは産業基盤づくり担当課というのでやっていまして、県から課長来てもらってやっていたんですけれども、去年の4月からは、まちづくり推進担当課長というふうに名前も変えまして、仕事の内容も、このいわゆるこの工業団地の拡張もやっていますけれども、空き家やりますし、そのほか区画整理の許認可事務、それからプラス、あと次の土地利用転換をどうやっていくかと、こういう仕事を受け持ってもらうということで、担当は人数いますけれども、決して遊んでいるわけではなくて、ちゃんと新しい仕事をやっていますので、今度は次の土地利用転換も次にどこをやっていこうかということについてもプランニングをしているような所管になりましたので、これはご承知おきいただければありがたいなというように思います。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 totoの補助事業というのが初めてではないかと思うので、説明してください。 ◎みどり公園課長 スポーツ振興くじというのは、totoとかtoto BIGと呼ばれているんですが、スポーツ振興くじ助成金は、世界の第一線で活躍するアスリートの育成や地域において子どもからお年寄りまで誰もがいつでも身近にスポーツを楽しめる環境の整備をするためのスポーツ振興施策を実施するための財源の確保の手段として、スポーツ振興投票の実施等に関する法律というものに基づいて実施しております。  地域のスポーツ施設の整備の助成やスポーツクラブの活動の助成などを行っておりまして、狭山市においては平成30年度に市民総合体育館のアリーナの床の張替えをやっております。今回狭山は2回目の助成ということになります。  運動公園の整備事業費として、新狭山公園のテニスコート全4面の人工芝の張替工事を行うということで予定しております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 ほかの財源を持ってくるというのは、私、大、大、大好きでございまして、平成30年に使ったんだったら、今年度も使えばよかったのにと思うぐらいです。  だって修繕するところなんか山盛りありますもんね。これって毎年申請すればいつでももらえるんだったら毎年するべきだと思うんだけれども、今までどうやっていたのか。それから、これからも毎年修繕のためにtotoに申請していくのか、どうするんですか。 ◎みどり公園課長 このtotoくじ、スポーツ振興くじというのは、毎年、前年度の11月に説明会があって、その説明会に行って、ここを改修したいんだけれどもという協議があって、それで採択されるか、されないかということになりますので、狭山市としても今後、新狭山公園だけではなくて狭山台中央公園とか、いろいろなところの公園の改修として使っていこうとは考えております。以上であります。
    ◆高橋ブラクソン久美子 委員 積極的に外部の財源も使っていくというのはいいことだから、ほかの部署もいっぱい財源を見つけて使っていただきたいと思いますが、この公園って、今回コロナでもっていろいろな公園が閉鎖されたりなんかしていますけれども、すごくがっかりしていると思うんですよ。というのは、公園、楽しみだもんね。  市民が楽しめるような公園にしてほしいという気持ちはたくさんあって、たくさんの人に使ってもらいたいと思うんだけれども、当該年度令和2年はどんなふうにわくわく感を醸成して、いつでも市民が喜んで使ってもらうようにやっていくつもりですか。公園です。 ◎みどり公園課長 ただいまご説明させていただきました新狭山公園のテニスコートの改修工事とかその前の堀兼・上赤坂公園の駐車場用地の拡幅、それとあとは台風19号の影響でグラウンドの整備をさせていただきまして、それに併せてトイレを今まで和式だったやつを洋式化に改修するというように、いろいろ考えていっております。今後も市民の皆様方が使い勝手がいいような公園づくりを目指していきたいと考えております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 先ほどもそうだけれども、狭山市はとてもすばらしい市だから公園も古くなってきていますけれども、修繕も目をかけていろいろな財源を使いながら頑張ってほしいし、それから、今回子どもたちが本当にがっかりしているのは、公園が閉められてしまっているということもあるんです。  ソフト面、動物園なんかはいろいろなことをやっていてくれて、子どもたちは喜んでいるし、それからお花のショウブだってとてもきれいだし、それだけではなくて身近な公園だっていっぱい使えるようにできるようになっていますから、すみませんけれども、これからもイベント面、ソフト面も含めて、今お話ししたのはみんなハードの面でしたよね。洋式化とか駐車場確保とかそうでしたけれども、ソフトの面も含めて充実させていただきたいと、これは要望しておきます。 ◆加賀谷勉 委員 243ページの都市計画管理事業費のうちの10-8修繕料で、ここに空家等緊急措置修繕料、金額としては20万円なんですけれども、内容を教えていただきたいんですけれども。 ◎まちづくり推進担当課長 こちらにつきましては、本市の空き家条例の中で第7条に記載されております緊急措置に要する費用となります。  具体的には、例えば空き家の屋根材が強風等で飛散しそうな場合ですとかブロック塀が倒壊しそうな場合に、著しく周辺に悪影響を与えているものについて、その危険を排除するために要する費用として計上させていただいております。以上です。 ◆加賀谷勉 委員 そうしますと、現段階ですけれども、そういった対応をする箇所があるという感じなのですか。もし具体的なものがあるのだったら教えていただきたいですけれども。 ◎まちづくり推進担当課長 こちらの経費を要するような空き家としましては、具体的には特定空家等が相当すると考えております。現時点で直ちに特定空家等に該当するものはございません。以上であります。 ◆加賀谷勉 委員 わかりました。この点につきましては内容がわかりました。  その下に、いよいよ多分、裁判所の予納金というのが計上されているということで、恐らく過去空き家に関する中で説明若干受けてきたんですけれども、いよいよいわゆる所有者不明の箇所についての対応が始まるという形の認識でよろしいでしょうか。 ◎まちづくり推進担当課長 委員のおっしゃるとおりでございます。こちらにつきましては所有者とか相続人が不存在の空き家問題の解決をするために、財産管理制度を活用するに当たって必要となる費用となります。  裁判所予納金につきましては、財産管理人の報酬ですとかそういったものに充当するためにあらかじめ裁判所に納付するものになるんですけれども、財産管理人のほうで手続の中で、そういった報酬とかを工面できるような場合には、全額市のほうの返還されるものとなります。以上です。 △請求資料配付(高橋ブランクソン久美子委員要求の資料提出) △住宅公社からの買戻し箇所配置図 △資料説明 ◎街路整備課長 こちらは、土地開発公社のほうが解散に向けて、既に先行取得をされております都市計画道路用地、あるいは幹線道路の整備用地につきまして、ここで買戻しの要請がありまして、今回その買戻しの手続をするに当たりまして、予算のほうを計上させていただいております。 △資料質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 幹第9号線と菅原富士見台線のこの2ヵ所でもって公社からの買戻し、これで全部ですか。まだ土地が残っているんですか。 ◎街路整備課長 街路整備課に関わります先行取得用地につきましては、こちらのほうで完了となります。 (「そうではないんじゃないか、聞いていることは。公社でと言っているんだから」と言う者あり) ◎都市建設部長 公社のいわゆる持っている土地がこれで買戻すと全部なくなるのかという質問だったと思うんですけれども、これについては我々が、基本的には承知はしていないんですけれども、公社の事務局から聞いている話ですと、この2ヵ所を事業課で買戻すと公社の持っている土地はもうこれでなくなるということだというふうには聞いていますけれども、詳細については総務経済委員会のほうの所管になるのかなと思います。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうしますと、買戻した後のこの土地をどういうふうにしますか。 ◎街路整備課長 現在こちらの2ヵ所につきましては、事業化の計画等につきましては、まだいまだ立っておりません。  菅原富士見台線につきましても、現在、狭山市駅加佐志線、笹井柏原線の整備をまずは優先するというところで、その進捗を見ながら、また今後土地区画道路整備計画につきましても、計画を立ててから10年が経過しておりますので、その見直しと併せてそちらの事業化についても今後検討してまいりたいと思っております。  また、幹第9号線につきましても、実施計画も含めまして現在まだ事業化のめどは立っておりません。こちらも一般市道整備事業、現在進めております幹88号線、それから令和2年度から始まりますB313号線の進捗状況等を見ながら、今後計画のほうについては調整をしたり、実施計画のほうに適切な時期に反映するような形での検討をしてまいりたいと思っております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 管理どうしていきますか。あの幹第9号線のところなんて、何か幽霊が出そうなうちがあるし、富士見台線のところだって草ぼうぼうになりそうだし。とりあえず管理はどうされますか。 ◎街路整備課長 まず、菅原富士見台線の事業地のほうにつきましては、現在地縁団体のほうにゲートボール場としてご使用をいただくことと併せまして管理のほうをしていただいております。  幹第9号線のほうにつきましては今後、他の土地区画道路用地と併せて用地管理のほうをしてまいりたいというふうに考えておりますので、併せてその中で除草管理等についても含めさせていただこうというふうに考えております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 併せてって、あそこに構造物なかったっけ。 ◎街路整備課長 更地状態になっておりますが、ご指摘のとおり除草については懸念されるところがありますので、除草の管理については今後気をつけてまいりたいと考えております。                                        (休憩) △議案質疑(高橋ブランクソン久美子委員の質疑に対する答弁保留について) ◎住宅営繕課長 先ほど高橋委員よりお話をいただきましたのは笹井団地の方だと思うんですが、確認させていただいたところ、住み替えということで上層階から下層階へ移っていただいたんですが、基本的には公募の例外で住み替えというのはうちのほう取扱っているものですから、特別な取扱いをしているということで、自己都合で転居していただくということになっております。風呂や浴槽については移転費用は全て自己負担でやっていただいております。買っていただくというのではなくて、移転していただく移転料はそれは出していただくようになっております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 今の答弁よくわからないんだけれども、勝手に動くことってできるんですか。こちらからこちらに移りたいというときに、市が駄目と言ったら駄目だろうし、市がいいと言ったから移れるので、勝手に動けるというのがよく理解不能なんだけれども、それはどういうことなんですか。 ◎住宅営繕課長 言い方が悪かったのかもしれません。  足の調子が悪いということで移りたいというご希望を出されて、それで下に空きが出たものですから、そちらのほうに移動するということで移動されたと思うんですけれども、公営住宅は、基本は申込んでいただいてそれで入居していただくと。ただ、それとは別に、この話頂いた方は、基本的には足が痛いのでどこか移る場所がないかということを頂いたものですから、それに対して空きがあったのでどうですかということで、こちらのほうは紹介させていただいたと。  そのときに、基本はほかの方と同じように申込んでいただいてそれで入りますか、入りませんかという話なんですけれども、この方に関しては足の調子が悪いのでどこかありませんかということでお探しになっているところで、うちのほうでここなら空いているんですけれどもいかがですかというようなお話になりました。そのとき一般的な事情で入るものではないものですから、引っ越し費用のほうは出していただいてこちらのほうに移り住んでいただいているということがこちらの事情だと思われますので、買って設置するとかということは考えておりません。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 市営住宅で勝手に動けることはないし、市がちゃんと認めなかったらそんなことできないわけですよね。そういう場合に、やはり特例を認めるということは、私悪くないと思うんです。突然足を折ったりなんかして3階まで歩けなくなったりなんてすることってあるんです、高齢者の場合はね。  それは下のほうに移してあげたのというのは優しい心だと思うけれども、それに伴う費用、改修費用は私は出してあげてもいいと思いますので、今後こういう事例が増えてくると思うんですよ、年寄りが多くなって。その場合には、私はお金が、修繕費用がないわけじゃないから、もっと使ったっていいから、やはり考慮してあげてほしいと思います。  年金の中でもって1万円とか1万5,000円とかちょっとずつお金を出すことになるだろうけれども、それってかなり年金生活になると大変ですので、それは考慮して改装というのか、お風呂の改装でもそうでしょうけれども、それを出してあげてほしいと、これは強く要望しておきます。 △資料説明(大島政教委員要求の資料提出) △狭山市掘兼・上赤坂ふるさとの緑の景観地公有地取得予定地 ◎みどり公園課長 ご説明させていただきます。  まず、この図面の左真ん中から右下のほうに向かって斜めに入っている線が、県道の東京狭山線となります。この中で太い濃い水色で囲っているのが、緑の基本計画に基づく公有地化の重点地区となっております。この土地を公有地化していこうとしている部分であります。  その中の黄色い部分が堀兼・上赤坂公園になります。緑色の部分が緑のトラスト保全9号地と指定されている部分であります。水色の部分がトラスト9号地以外の公有地化をしている部分になります。  そして、マーカーでピンク色で引かれた下の部分、堀兼・上赤坂公園の南側の部分が、今回緑地として公有地化しようという部分であります。これを買ったことによってトラスト9号地と一体化されるという説明になります。  あと、もう一つの細い公園の西側にあるのが、駐車場用地として公有地化する予定の場所となっております。説明は以上となります。                                        (休憩) △議案第11号 狭山市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △議案説明 ◎経営課長 では、議案第11号 狭山市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  議案書の23ページをお願いいたします。併せて議案第11号参考資料につきましてもご参照いただきますようお願いいたします。  本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が平成29年6月9日に公布され、地方公共団体等の長等の損害賠償の見直しの規定として、地方自治法第243条の2が新設されたことにより、狭山市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例において引用する地方自治法の条に条ずれが生じたため条例の一部を改正を行い、条項の整備を行うものでございます。  改正の内容につきましては、議案第11号参考資料、狭山市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の新旧対照表によりご説明申し上げます。  参考資料をお願いいたします。  下線部分が改正箇所であります。第6条につきましては、地方自治法の一部改正に伴う条ずれの改正でありまして、「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものであります。  次に、議案書の23ページへお戻りいただきまして、附則についてご説明いたします。  附則につきましては、施行日を令和2年4月1日とするものであります。以上で説明を終わりにしますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆大島政教 委員 これ自治法改正が平成29年と言ったよね。なぜ今頃なの。 ◎経営課長 今回の条例改正につきましては、確かに法律自体は平成29年に改正されておりますが、この参照とする条例については、その施行日が令和2年4月1日から施行するということになっておりますので、それに合わせて今議会に上程させていただきました。 ◆大島政教 委員 それはどこかで説明しなければいけないんじゃないかな。それをきちんと説明すれば、質問しなくてもよかったんだよね。  だって3年たっているわけでしょう。だから、施行日がこうだったよという説明してくれれば納得するけれども、平成29年にやって、何で今になってとなるじゃない。それなら、もっと早くやればいいじゃないかとなってくるよね。 ◎経営課長 おっしゃるとおりです。 ◆大島政教 委員 だからやりたかったら、こういう状況だからこういうふうになりましたという説明をしてくれれば、何も質問ないわけ。それだけです。                                        (休憩) △議案第20号 狭山市水道事業会計予算 △議案説明 ◎水道施設課長 議案第20号 令和2年度狭山市水道事業会計予算につきましてご説明させていただきます。  初めに、予算編成に当たりましては、安全で良質な水の供給、安定的な供給体制の確立、経営基盤の強化の3点を重点目標として行ったところであります。  それでは、別冊の令和2年度狭山市公営企業会計予算書及び予算に関する説明書の5ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量は、水道事業の具体的な経営活動の目標を定めたもので、給水戸数を6万8,400戸に、年間総給水量を1,680万3,000立方メートルに、1日平均給水量を4万6,036立方メートルとするものであります。また、主要な建設改良事業は、鵜ノ木浄水場を初めとする浄配水施設更新事業として5億1,260万円、老朽管更新事業として3億9,266万3,000円を予定するものであります。  第3条収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益を31億9,143万7,000円に、水道事業費用を29億3,127万6,000円とし、収入から支出を差し引いた税込み損益は2億6,016万1,000円とするものであります。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入の総額を3億5,246万9,000円に、また6ページの資本的支出の総額を14億3,913万5,000円とするものであります。  なお、5ページに戻りまして、第4条の本文に括弧書きされておりますが、収入が支出に対して不足する額10億8,666万6,000円は、記載のとおり補填財源で補填するものであります。  6ページをお願いいたします。第5条は施設改良事業費に係る企業債の限度額等について、表に記載のとおり定めるものであります。  第6条は、一時借入金の限度額を1億円と定めるものであります。  第7条は、主に、消費税及び地方消費税の支払いにおいて不足が生じた場合に備え、営業費用、営業外費用及び特別損失の相互間で流用ができるよう定めるものであります。  第8条は、議会の議決を経なければ予算の流用ができない経費といたしまして、職員給与費を定めるものであります。  第9条は、他会計が負担する消火栓の新設や維持管理に係る費用、児童手当に係る費用を定めるものであります。  第10条は、量水器等の棚卸資産の購入限度額を定めるものであります。  それでは、12ページをお願いいたします。詳細につきましては、(参考)令和2年度狭山市水道事業会計予算実施計画説明書によりご説明申し上げます。  初めに、収益的収入及び支出のうち収入についてご説明申し上げます。  1款水道事業収益は経営活動に伴い発生する収益であり、1項営業収益、1目給水収益、1節水道料金は消費税率の引き上げを踏まえて前年度対比で2,750万8,000円増額の26億9,614万1,000円としたものであります。  2目受託給水工事収益、1節給水工事収益は、下水道事業などからの受託工事に伴う給水管敷設工事収益等を予定するものであります。  3目その他営業収益の2節下水道使用料徴収事務等負担金は、水道事業会計で一括計上をしている水道料金及び下水道使用料の徴収に係る事務費及び上下水道事業に共通する経費について下水道事業が負担する金額を負担金として計上したものであります。
     2項営業外収益、2目1節水道利用加入金は加入金収入の70%を計上したものであります。  また、4目1節長期前受金戻入益は、償却資産の取得財源に係る減価償却相当分の金額を計上したものであります。  14ページをお願いいたします。次に、支出についてご説明申し上げます。  1款水道事業費用は、経営活動に伴い発生する費用であります。1項営業費用、1目原水及び浄水費は、取水及び浄水に係る経費を計上したものであり、31節委託料は各浄水場の運転管理や点検、水質検査などの業務委託に係る費用を計上したものであります。  また、68節受水費は、年間総配水量の95%に当たる1,596万2,850立方メートルの水を埼玉県から購入するための費用であります。  2目配水及び給水費は、市内に水を配るために必要な経費を計上したものであり、17ページの31節委託料は、配水施設の維持管理や検定満期に伴う量水器の交換などの業務委託に係る費用を計上したものであります。  45節修繕費は、配水施設や配給水管の修繕に要する費用を計上したものであります。  18ページをお願いいたします。3目受託給水工事費は、下水道事業などからの依頼に基づき行う給水管の移設工事に係る経費を計上したものであります。  4目業務費は、上下水道料金などの算定及び徴収等に要する経費を計上したものであり、31節委託料は、お客様サービスセンター運営の業務に係る費用等を計上したものであります。  20ページをお願いいたします。5目総係費は経理事務や水道事業全般に係る諸経費を計上したものであり、75節貸倒引当金繰入額は、水道料金等の翌年度以降の不納欠損による損失に備えるものであります。  22ページをお願いいたします。6目減価償却費は、建物や設備、配水管等の構築物などの減価償却費を計上したものであり、7目資産減耗費、1節固定資産除却費は、配水管や浄配水施設の改良工事に伴う資産の除却費を計上したものであります。  2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、1節企業債利息は、財務省及び地方公共団体金融機構からの借入金に係る支払利息を計上したものであります。  3項特別損失、2目1節過年度損益修正損は、水道料金等の過年度還付金などの予定額を計上したものであります。  24ページをお願いいたします。次に、資本的収入及び支出のうち収入についてご説明申し上げます。  1款資本的収入は、施設の整備に伴い発生する収入であり、1項1目1節企業債は施設改良事業費に係る企業債の借入れを計上したものであります。  2項1目他会計負担金、1節消防施設設置負担金は、埼玉西部消防組合からの消火栓新設工事に伴う負担金収入であります。  3項1目1節本管布設負担金は、下水道事業などから受託する配水管布設工事や布設替工事の負担金収入であります。  4項1目1節水道利用加入金は、加入金収入の30%を計上したものであります。  5項1目1節設計管理料は、下水道事業などから受託する配水管布設工事や布設替工事分の負担金収入であります。  7項1目1節国庫補助金は、鵜ノ木浄水場の浸水対策や耐震化に関わる国からの補助金を計上したものであります。  26ページをお願いいたします。次に、支出についてご説明申し上げます。1款資本的支出は、施設の整備に伴い発生する支出であります。  1項建設改良費、1目施設建設工事費は、配水管網の整備や道路整備等に関連した配水管布設工事に要する費用を計上したもので、41節工事請負費は、受託工事に合わせて配水管布設等工事を予定するものであります。  2目施設改良工事費は、老朽管や浄配水施設の改良に要する費用を計上したもので、29ページの41節工事請負費は、塩化ビニール管等の老朽管1,840メートルの改良工事費や浄配水施設更新事業に伴う浄配水施設の改良工事費を計上したものであります。  3目受託配水管工事費は、下水道事業などから受託する配水管の布設及び布設替えに要する費用を計上したものであります。  2項1目1節企業債償還金は、財務省及び地方公共団体金融機構から借入れた企業債の償還に係る元金を計上したものであります。以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 52ページです。業務の予定量なんですけれども、供給単価も給水原価もかなり上がっていますよね。特に給水原価が上がったのは、これは何でですか。 ◎経営課長 給水原価が上がった要因といたしましては、55ページの費用構成表ということで、昨年との比較が載っておるんですが、項目としては3の減価償却費、こちらが4,112万円ほど増額となっております。それから、その他ということで1,103万3,000円、こちら上がっているんですが、こちらは内容といたしましては資産減耗費等ということで、今年度実施します浄配水施設の鵜ノ木浄水場や、あと水野配水場の電気計装設備等、それの除却費が増加することから全体的に経費が上がっているため、原価のほうが上昇しております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 資産減耗費にしても、減価償却費にしても、お金を積んでいるみたいなものだから心配することはないと思いますけれども、そういうものを考えれば給水原価というのはかなり下がるのかな。 ◎経営課長 確かに今後も水道施設の耐震化であるとか更新事業、そういった事業費にかかりますので、当然こういった減価償却費など増加傾向になっていきますので、給水原価自体は差があるといったよりも上昇傾向にあるのかなと見込んでおります。以上でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 工事が増えれば減価償却費は上がるし、減価償却費は全て支出のほうに入るのか。だから名目上は上がっていくかもしれないけれども、まあいいか。  供給単価と供給原価のこの差額が逆さやになっていないし、まあまあ4円近くの収益があることになるよね。これ多ければ多いほうがいいけれども、公営企業だもんね、あまり多くなったらそれはそれでもって問題が出てくるんでしょうし。部長にお伺いするけれども、この供給単価と給水原価のこの適正価格ってどういうふうに見ていますか。 ◎上下水道部長 なかなか適正価格が幾らかというのは、具体的にはちょっと言いづらいんですけれども、委員おっしゃるとおりもうけ過ぎてももちろんいけない。かといって赤字になれば、これは料金改定だとかというお話になっていきますので、2円から4円ぐらいの間ぐらいがいいのかなと、個人的にはそういうふうに思っています。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 2円から4円の中でもって入れるような工夫はするべきだと思うんだけれども、給水戸数が増えて給水人口が減っている状況で、年間給水量もかなり減っている。今年のコロナが3月に収束すればいいけれども、企業の活動が減って、あまり上水買わないかもしれないけれども、そうしたときに大変になってくるのではないかなと思うんですけれども、それに対して何らかの対応というのか、何も手を出せないでいることになるんだろうか、どうでしょうか。 ◎経営課長 コロナウイルスの影響については、まだ実態、検針等も終わっていない関係で、ちょっと状況等については上がるのか下がるのかわからない状況ではあるんですけれども、対策につきましては状況を見ながらどうするか考えていくという方向です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 どういう対策がとれるかが問題になってきますけれども、そのときにはよろしくお願いします。  それと、29ページになります。これは資本的支出のほうの借金の償還ですけれども、償還金ということは現金でこれは全然、その前のほうに利息の償還がありましたよね。まず、どのくらいの企業債を上水道は持っているんだろうか。 ◎経営課長 令和2年度の企業債残高の見込みでございますが、元金で27億1,311万円ほど見込んでおります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 すみません、償還金全部でもって2億2,000万だから、10年もすれば払い切ってしまうような、十何年もすれば払い切ってしまうような公債費はすばらしいなと思うんですけれども、これに対する利子は幾らでしたか。 ◎経営課長 令和2年度末の企業債の償還の残高の利子につきましては3億3,693万円ほどになります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 償還金が2億2,970万7,000円で利子が3億、これ何。 ◎経営課長 償還元金は27億円ほどです。1年の償還額が2億2,900万円。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 3億円というのは、全部を合わせて3億円と言っている。 ◎経営課長 残っている利息が3億円。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 そうすると、年間3,000万円ぐらいでもって、それでも1割だよね。 ◎経営課長 今年度の企業債の償還利息のほうでございますが、こちらが4,488万5,000円なんです。こちらは23ページのほうにあります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 もうどうにもならないですよね。これ毎年誰かが言っているんだけれども、2億円で4,000万といったら20%だもんね。それで借りているのはたったと言ってはいけない、27億円でしょう。  これは本当にどうにもならない、借換えから何もできない金額なんだろうか。どうせのことだったら。はっきり言ってもうかっているし少し多めに返せないものか。 ◎経営課長 企業債の残については一括で償還という方法もあるんですが、それにつきましては元金のほかに利子相当分も一括返還する必要がありますので、それなりの資金も必要になりますので、どちらにしても分割して払っても、一括返済しても払う額についてはほとんど変わらない状況になってございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 27億円残っていて、2億円ずつ返しているわけだけれども、利息は今どのくらいになっているの。20%って、あんまりじゃないですか。 ◎経営課長 予算書には利率ごとの内訳というのは載っていないですね。決算書のほうには載っているんですけれども。  令和2年度末の見込みでございますが、残っているものとしては4%台のものが3件ほど残っております。3%台のものが5件、2%台のものが12件、あとは2%未満のものが10件ほど残っております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 内部留保は今幾らあるんですか。 ◎経営課長 令和2年度の内部留保資金の残高につきましては、26億2,700万円ほどになっております。以上です。 ◆猪股嘉直 委員 29ページのところで配水管の改良工事費、老朽管と舗装復旧両方あるんですけれども、これは計画的に何年度は何メーター、老朽管は1,840メーターかな。計画との関係でどこまで到達しているのかというのはわかりますか。 ◎水道施設課長 現在、老朽管この中には耐震化も入っているんですけれども、耐震化の耐震化率というものが指標として表せるものかと思います。  平成30年度現在では84.3%なんですけれども、令和2年度の工事が全て完了しますと85.4%ぐらいの耐震化の管の率になってまいります。以上でございます。 ◆猪股嘉直 委員 舗装復旧のほうもそういうふうになっているの。 ◎水道施設課長 舗装復旧につきましては、前年度改良しました水道管の部分を当該年度で舗装復旧いたしまして、舗装復旧、管路と一緒に行うということで、特に水道管の改良率ですとかそういったもので影響されるものではないということでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 水道料金についてお伺いしたい。水道料金の徴収は相互委託だったかしているわけですよね。やはり駐車場の問題もあってきちんともらったものを納めてもらわなければいけないんでけれども、その交付金の管理というのか、委託業者と市の状況はどうなっているの。 ◎経営課長 基本的にサービスセンターで受けたそういった水道料金についてはその日のうちに指定金融機関のほうに全額支払っておりますので、サービスセンターの中で現金を1ヵ月もため込むというようなことはない状況です。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 やはり、管理きちんとしないと何が起こるかわからないし、一日一日の入金の管理は本当にしっかりしていただかないと困りますので、よろしくお願いします。                                        (休憩) △議案第21号 令和2年度狭山市下水道事業会計予算 △議案説明 ◎下水道施設課長 議案第21号 令和2年度狭山市下水道事業会計予算につきましてご説明させていただきます。  初めに、予算編成に当たりましては、公共下水道の計画的整備、持続的な施設機能の維持、経営基盤の強化の3点を重点目標として行ったところであります。  それでは、別冊の令和2年度狭山市公営企業会計予算書及び予算に関する説明書の59ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量は、下水道事業の具体的な経営活動の目標を定めたもので、水洗化戸数を6万425戸に、年間総排水量を1,870万立方メートルに、1日の平均排水量を5万1,233立方メートルとするものであります。また、主要な建設改良事業は、市街化調整区域第4期整備事業として3億4,349万5,000円、雨水管管渠整備事業として5,434万6,000円、汚水管渠改良事業として5,500万円を予定をするものであります。  第3条収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益を34億8,422万5,000円に、下水道事業費用を31億8,409万円とし、収入から支出を差引いた税込み損益は3億13万5,000円とするものであります。  第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入の総額を7億6,829万5,000円に、また60ページの資本的支出の総額を20億7,914万9,000円とするものであります。  なお、59ページにお戻りいただきまして、第4条の本文に括弧書きされておりますが、収入が支出に対して不足する額13億1,085万4,000円は記載のとおり補填財源で補填するものであります。  60ページをお願いいたします。第5条は、下水道整備事業費及び流域下水道整備事業費に関わる企業債の限度額等について、表に記載のとおり定めるものであります。  第6条は一時借入金の限度額を8億円とするものであります。  第7条は、主に消費税及び地方消費税の支払い等において不足が生じた場合に備え、営業費用、営業外費用及び特別損失の相互間で流用ができるように定めるものであります。  第8条は、議会の議決を経なければ予算の流用ができない経費といたしまして、職員給与費を定めるものであります。  第9条は、一般会計から補助を受ける金額を4億円と定めるものであります。  第10条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものであります。  それでは、詳細につきましては66ページをお願いします。  令和2年度狭山市下水道事業会計予算実施計画説明書によりご説明申し上げます。  初めに、収益的収入及び支出のうち収入についてご説明申し上げます。  1款下水道事業収益は経営活動に伴い発生する収益であり、1項営業収益、1目1節下水道使用料は、消費税率の引き上げを踏まえて前年度対比で1,379万4,000円増の19億563万6,000円としたものであります。  2目1節雨水処理負担金は、国の負担基準に従い一般会計が負担する雨水処理経費を計上したものであります。  2項営業外収益、2目他会計負担金、1節一般会計負担金は、国の負担基準に従い流域下水道の建設に要する経費等の負担金収入を計上したものであります。  3目他会計補助金、1節一般会計補助金は経営基盤の強化や収支の均衡を図るため補助金の助成を受けるものであります。  4目1節長期前受金戻入益は、償却資産の取得財源に係る減価償却相当分の金額を計上したものであります。  68ページをお願いいたします。次に、支出についてご説明申し上げます。  1款下水道事業費用は、経営活動に伴い発生する費用であります。  1項営業費用、1目管渠費は、主に管渠の維持管理費用を計上したもので、31節委託料は汚水管渠及び雨水管渠の清掃や除外施設及び特定事業上の排水検査などの委託業務に係る費用を計上したものであります。  また、45節修繕費は、管路やマンホール蓋を初めとする汚水施設等の修繕費用を計上したものであります。  2目流域下水道管理費、65節負担金補助及び交付金は1,870万立方メートルの排水量に対する荒川右岸流域下水道への汚水処理に係る負担金を計上したものであります。  3目普及促進費は、水洗化促進に係る経費を計上したものであり、70ページの65節負担金補助及び交付金は、公共下水道に接続するための水洗化改造補助金や私道排水設備整備事業費補助金を計上したものであります。  4目業務費は、下水道使用料の賦課及び徴収等に要する経費を計上したものであります。  5目総係費は、経理事務や下水道事務全般に係る諸経費を計上したものであります。  72ページをお願いいたします。6目減価償却費は、汚水管渠やマンホールポンプ等の資産の減価償却費を計上したものであり、7目資産減耗費は、更新事業等に伴う管渠の撤去等に係る資産の除去費用を計上したものであります。
     2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費、1節企業債利息は財務省及び地方公共団体金融機構等からの借入金に係る支払利息を計上したものであります。  3項特別損失、2目1節過年度損益修正損は、下水道使用料等の過年度還付金の予定額を計上したものであります。  74ページをお願いいたします。次に、資本的収入及び支出のうち収入についてご説明申し上げます。  1款資本的収入は、施設の整備に伴い発生する収入であり、1項1目1節企業債は、公共下水道事業及び荒川右岸流域下水道事業に係る企業債の借入を計上したものであります。  2項1目他会計負担金、1節一般会計負担金は、国の基準に基づき一般会計が負担すべき金額を計上したものであります。  3項1目1節国庫補助金は、汚水管渠築造工事費及び雨水管渠築造工事費に係る社会資本整備総合交付金等の交付を予定するものであります。  4項工事負担金及び分担金、1目工事負担金、1節受益者負担金は、市街化調整区域第4期整備事業負担区分受益者負担金を計上したものであります。  5項1目1節寄附金は、下水道処理区域外における受益者負担金相当額を計上したものであります。  76ページをお願いいたします。次に、支出についてご説明申し上げます。  1款資本的支出は、施設の整備に伴い発生する支出であります。  1項建設改良費、1目管渠建設費は、汚水管渠や雨水管渠築造工事に要する費用を計上したものであり、31節委託料は、市街化調整区域第4期整備事業や入曽地区の不老川雨水管整備事業について令和3年度に予定している工事に係る実施設計業務委託料等を計上したものであります。また、41節工事請負費は、公共下水道の整備に係る支出を計上しており、汚水管渠整備事業として約2,337メートルの管渠整備を予定しております。さらに、雨水管渠整備事業として、不老川雨水幹線における2ヵ所のはけ口などの整備を予定しております。  2目管渠改良費は、老朽管等の改良に要する経費を計上したもので、79ページの31節委託料は令和3年度工事予定箇所の管渠の更新に係る実施設計業務委託料等を計上したものであります。41節工事請負費は、水野地内の約600メートルの管渠に係る長寿命化対策工事を計上したものであります。  3目流域下水道管の65節負担金補助及び交付金は、埼玉県が施工の荒川右岸流域下水道の建設事業や更新事業に要する負担金を計上したものであります。  2項1目1節企業債償還金は、財務省及び地方公共団体金融機構等から借入れた企業債の償還金に係る元金を計上したものであります。  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。 △議案質疑 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 100ページ見てください。事業の予定量なんだけれども、使用料単価と汚水処理原価というのがあるでしょう。使用料単価というのはもしかして市民が払うので、汚水処理原価って114円もするんだけれども、これって下手したら逆さやですか。この状況について。 ◎経営課長 使用料単価が107円28銭に対しまして、汚水処理原価が114円50銭ということになっておりますので、こちらについては逆さやの状況となっております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 原因はきっと借金によるものが多いし、借金によるということは投資が今まで多かったということなんだけれども、今償還金は10億円近く払っているじゃない。それで、経営は30億ぐらいでもって回っているわけでしょう。30億のうちの10億が償還金でしょう。プラス利息が何億円かあるわけじゃない。じゃ、今借金て何億円ぐらいあるんですか、下水道。 ◎経営課長 下水道事業の令和2年度末の企業債残高の見込みでございますが、115億1,424円の見込みでございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 減ってきているんですよね、これって。どんな感じですか。 ◎経営課長 もう企業債残高につきましては、年々減少傾向にございまして、この数年においては120億円台あったものが現在115億円になっておりまして、あと数年には90億円台にはなる予定でございます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 市街化調整区域の第4期のことをちょっと聞きたいんですけれども、というのは、75ページの企業債を見ると、荒川右岸の下水道債も2億6,500万あるけれども、下水道整備事業があって、全部でもってまた5億何千万も借りるわけでしょう。10億引く5億だから、それがちょっとずつ減っている状況になるから、前に比べれば少しずつ借金回収はしているけれども、問題はやはり第4期の状況を少し見ておく必要があって、4,000万円ぐらいしか負担金入ってきていませんよね、第4期のところ。そうすると4期の方にずっと使っていただくんだからちょっとずつお金は入ってくるとしても、第4期の形成のために出ていくお金って、この当該年度はどのくらいかかるんですか。 ◎下水道施設課長 101ページをご覧ください。  令和2年度の重点目標ということで、(1)の①に汚水管渠整備の推進ということで記載しておりますが、第4期事業につきましては、一番上段の公共下水道市街化調整区域第4期整備事業2億2,419万4,000円と、前年度等の事業に伴う舗装復旧が1億1,930万1,000円、合計3億4,349万5,000円を予定しております。以上であります。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 何年間、5年だったけ、7年の事業でしたっけ、これ。でしたよね。あと何年この整備費があるんですか。 ◎下水道施設課長 市街化調整区域第4期整備事業につきましては、平成27年度から着手行いまして令和3年度までの7ヵ年計画で事業を推進しております。今若干予定よりも遅れているというような状況がありますので、令和3年度の完了がちょっと遅れるというような状況にあります。詳細についてはまた別途説明の機会を設けたいと思います。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 結局あと何億円ぐらいの築造費かかるんですか。 ◎下水道施設課長 築造費だけで総トータルで19億5,000万円程度の事業費を見込んでおりまして、現在はその6割近くが終わっているような状況ですので、ちょっと今計算しないと。残額ですね。少々お待ちください。  令和2年度から以降、あと7億3,000万円程度の工事費を予定しております。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 この今回の令和2年のを見ると、3億4,000万ぐらいの工事費に借金が2億何千万でしょう。さっき企業債のところであったよね。2億6,000万かかるわけじゃない。  そうすると、こういうことを続けていれば、一生懸命償還金を払っていても100億を超える企業債は少なくならないのではないかと思うので、私、やはり大きな借金を背負うのは今後人口が少なくなったときに問題が出てくるので、やはりこの経営戦略を考えなくてはいけないと思いますけれども、下水料を上げたばかりでこれ以上上げられないと思うのよね、ちょっとの間。そうしたらやはり投資の仕方をやはり考えてほしいと思うんですけれども、それに関して部長はどういうふうに思いますか。 ◎上下水道部長 やはり委員のおっしゃるとおり、排水量等減って、戸数も減ったりしている状況の中では、やはり見込みの中でも100億円は減っていくんですけれども、どこかで、この4期が終わった後をきちんと整理をして、本当にこのままの拡張事業を続けていくかどうかということも考えながらやっていかなければいけないと思っておりますし、やはり借金は借金でいつかは返さなければいけないということですから、そこら辺をきちんと精査した中で今後検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 これはいい。  雨水管渠について伺います。雨水管の状況は、毎年伸びていると思いますけれども、とにかく雨がひどいから、この雨水管の管渠のことは真剣に考えてもらわないと困るなと思うんですけれども、この当該年度雨水管渠については、どことどこをどういうふうにしていくのでしたか。 ◎下水道施設課長 令和2年度の雨水管渠につきましては、入曽駅周辺地区の雨水管の整備ということで、不老川の入曽橋という、あの県道所沢狭山線に架かる橋があるんですが、その下流側に、それは今埼玉県が進めております不老川の川幅の拡幅の事業と調整を行いまして、その時期に合わせてまず放流口を設けるという工事を令和2年度に行う予定でございます。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 大きな工事もいいんだけれども、これは道路雨水課と一緒にやっていただかなくてはいけないんだけれども、例えば笹井の乗馬センターの周りは本当に床上浸水毎回ですよ、台風が来るごと。それについての、あそこだって雨水管がないわけではない、あの大きな根岸の坂のところにね。それを考えれば、少しは毎年、毎年、洪水になるところは不老川だけではないんですよね。それで、お金もちゃんとどこかでもって工面してきて、やはり洪水だけでなくて溢水のあるところについての改良をやはりきちんとやるべきだと思うんだけれども、これも部長、どう思いますか。 ◎上下水道部長 今委員おっしゃるとおり、我々も市内のいろいろなところで溢水というか雨にお困りだということは、もちろん承知はしております。ただし、その雨につきましては、これは下水道事業の使用料で工事をしていくということがちょっとできないわけで、そこが一般財源を活用した中でその雨水管整備をやっていかなければいけないということで、やはり市のほうの財政状態だとか、そういうものがあるので、一応その実施計画の中に当てはめながらやっていくということで、ちょっと下水道事業だけの問題ではないと。ですから、下水道としてはできることはやっていきながら、市と協議しながらそういった部分の解消を図っていきたいというふうには考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 協議体みたいなものはあるんですか。 ◎上下水道部長 協議体といいますか、それが我々の上下水道部として実施計画のほうに上げさせていただいて、それが庁内の中で実施計画でそれがどうかというのを話し合って、その中でこの部分はやっていいよというようなことになれば、それが協議体といいますか、そういう中で決めていきます。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 さっきの雨水管渠の問題にしても、自分たちのお金だけでやるものではないし、それは市からのお金もあるんだということなんですけれども、やはり毎年、毎年の溢水で、毎年、毎年、床上浸水ではかわいそう過ぎますよ。だから、そこについてはもう当該年度の問題として取り上げていってほしいと、これは心から要望します。以上です。 ◆猪股嘉直 委員 75ページなんですけれども、先ほど5目のところで公共下水道事業費ということで、下水道事業負担金というのが2つの項目で9億2,500万というやつを、こちらで聞いてくださいという話だったんだけれども、これはどこに反映されているの。この75ページの一般会計負担金というところの9,111万1,000円ということですか。 ◎経営課長 もちろんこの75ページのところの他会計負担金もこれも一般会計が入っているんですが、あと収益的収入のほうの66ページにあります。1款1項2目の雨水処理費、こちらの3億951万円、それから2項の営業外収益の2目他会計負担金、これが1億2,437万9,000円、それとその下の3目の他会計補助金の4億円ですか。こちらを合計したものが9億2,500万円ということになっておりまして、議員のおっしゃるとおり、昨年より7,500万円ほど減少しております。 ◆猪股嘉直 委員 昨年より7,500万少ないというふうなことだったんだけれども、これ国の基準というふうにおっしゃいましたよね。それはどんなふうになっているの。 ◎経営課長 基本的には、国の基準に基づいて繰入れているものにつきましては、先ほどの雨水処理負担金と他会計負担金です。3条収入と4条の資本的支出の他会計負担金については、これは国の基準に基づいて繰入れているものでございますが、他会計補助金4億円につきましては、国の基準は特になく、下水道の営業補助という名目で一般会計のほうから繰入れているものでございます。以上です。 ◆猪股嘉直 委員 そうしますと、国の基準もあるけれども、あとはこの狭山市の下水道のほうから一般会計に対する申し入れのような形なわけだけれども、その額が減るということは、その分こちらの会計が大変になるということですよね。  そうすると、それって例えば長年の蓄積の中でとか、値上げとかそういったものにも影響する可能性があるのかな。その辺はどうなんでしょう。 ◎経営課長 今回の7,500万円の減額につきましては、令和2年度において減額という措置になっておりますので、来年以降につきましては10億円を予定していることから、値上げ等の影響については、現状はないと考えております。以上です。 ◆高橋ブラクソン久美子 委員 104ページのキャッシュフロー計算書、毎年、毎年、資金も順調というか、令和元年の期末だと18億8,953万5,699円残っていることになりますよね、期末残高。  令和2年になると期末残高が上がるでしょう。逆さやで私なんかは心配したところなんだけれども、この最後、期末残高が増えていくというのはどうしてなんですか。 ◎経営課長 先ほどの業務の予定量のところの使用料単価と汚水処理原価については逆さやということにはなっておるんですが、その逆さやを解消するために先ほどにもお話があった他会計補助金の4億円ということで入っている関係で、利益としては令和2年度で2億5,600万円ほど見込んでおりますので、結果的には資金としては増えているというような状況です。以上です。                                        (休憩)  以上をもって本日の審査を終了し散会。午後 4時24分...